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AI・ロボット・IoT
2019.11.18
MQTTライブラリ Paho Python を理解しようとしてみる
こんにちは、R&Mグループの内田です。
最近、IoT向けといわれているプロトコル「MQTT」を使い始めてみました。
様々なモノとモノがつながるIoTでは各デバイス・サーバの間でデータの受け渡しが発生します。
MQTTは軽量であること、ネットワーク環境が不安定でも動作すること、1対多通信などの特徴があり、IoT向けといわれているようです。
QoS(通信保障),Retain(最終メッセージ保存),will(遺言)など様々な機能が備わっています。
MQTTでは中継サーバである「Broker(ブローカ)」とクライアントである「Publisher(パブリッシャ)」、「Subscriber(サブスクライバ)」という3種類の役割が登場します。
主なメッセージ配信の流れは
- SubscriberはあらかじめどのTopic(アドレス)を購読するかbrokerに登録しておく
- PublisherがTopicを指定し、Brokerへメッセージを配信する
- Brokerはpublisherが指定したTopic購読中のSubscriber(複数可)へ配信する
といった形です。
2019.06.10
RPAを試してみました。
こんにちは。クラウドソリューショングループのエンジニアの高尾です。
2019年になり、働き方改革関連法が施行されて、色々なところで「業務効率化」という言葉を目にする機会が多くなりました。
そのためのITを使った手段として2017年頃から「RPA(Robotic Process Automation)」というロボットによる業務代行・自動化のためのソフトウェアが色々と登場しました。
遅ればせながら私も少し体験してみたので、その導入手順等をご紹介致します。
2019.05.20
Pythonとデータフレームについて
こんにちは、 サービス&ソリューショングループの尼崎です。
昨今、Pythonという言葉を目にする機会が増えたのではないかと思っています。
その理由はやはり簡単に書けて馴染みやすい言語であることはもちろん、
AIやIoTの基盤としてライブラリが充実しているからではないでしょうか。
私が所属するサービス&ソリューショングループでは、Pythonによる開発をメインに行っていますが、
社内外から高い生産性を求められています…
ということで、AI・IoTに欠かせないライブラリの一つであるPandasをご紹介したいと思います。
2018.11.26
SAGAものづくり夢ラボ続編 〜その舞台裏について〜
こんにちは。
ロボティクス&メカトロニクスグループの山野です。
朝晩冷え込む昨今、愛車が事故にあってしまい、身も心も寒さを一層感じる今日この頃です。。。
その舞台裏や苦労した点を現場の視点を交えてさりげなくご紹介したいと思います。
まずは工場出荷から設置までの工程をご紹介します。
2018.10.09
その仕事、自分でやる?誰かにやってもらう?それとも、、、
こんにちは!! 街中で高級車を見ては「絶対にあの車に乗るぜ!!」と放言して、家族に呆れられている、デジタルエンジニアリンググループの宮﨑です。
高級車を買うにはそれなりの収入がないといけませんよね。レンタカーであれば数万から数十万?出せば一日乗れるかもしれませんが…
収入を得たければ、利益を上げなければなりません。しかし、人材不足で一人あたりの業務量が増える中、直接お金に結びつかない業務や事務作業に時間を取られ、利益を上げるための大事な仕事がまったくできない、ってことがあるんじゃないでしょうか。
2018.07.30
「次は4年後・・・」
こんにちは。ロボティクス&メカトロニクスグループのグループマネージャー山野です。
タイトルでピンときた方もいらっしゃると思いますが、私はサッカーが好きで非常に楽しくサッカーワールドカップを見ていました。そんなに興味はないけど・・盛り上がってるし、見てみようかな、、ぐらいの方も多かったのでは?
個人的な日本代表の感想は最後に少しだけ述べるとして、(ちょっと言いたいだけ。。)
今大会をサッカーの内容ではなく、テクノロジー的な目線も入れつつ振り返ってみようかなと思います。
今回のロシアワールドカップ(以下、「W杯」)でも
試験的な意味も含めつつ新しいテクノロジーが使用されました。(厳密にはW杯では初めて)
審判団が使用している新しい消えるスプレーや、試合球、及び選手たちが身に着けているユニフォームやスパイク等も年々進化していっていますが、サッカー好きにおいては以下の2つの単語がやはり気になります。
2018.05.21
画像解析で将棋の棋譜を読む
こんにちは。クラウドソリューショングループのエンジニア明石です。
日曜日の午前中、物心ついたころから変わらぬ光景といえば?
そうです。「NHK杯テレビ将棋トーナメント」です!
羽生善治さんの「永世七冠」、藤井聡太さんの「15歳での七段昇段」、加藤 一二三さんの人気など、将棋ファンにとって、最近の将棋ブームはとてもうれしいです。
将棋といえば、去る2015年に将棋電王戦で、とうとうAI連合がプロ棋士との5番勝負に勝ち越し、人間越えを果たしたことも記憶に新しいと思います。
今日は「AI?何それ美味しいの?」という人に向けて、「ちゃんと味付けをして調理すれば美味しく召し上がれそう。」ということをAIの素人エンジニアがざっくりとお伝えします。
AIというと、IBM、Google、Amazon Web Seivice、Microsoft などの様々なITベンダーが提供しています。それらのAIを利用した様々なサービスが提供されて身近にあふれています。
今回はSalesforce.comが発表している『Einstein Platform Services(アインシュタイン・プラットフォーム・サービシーズ)』(以下、「Einstein」)というAIを紹介します。
Einstein Platform Services: https://metamind.readme.io/
2018.03.26
未来を創る仕事
ネットワークテクノロジーグループの坂口です。
前回の記事では、「ネットワークが激変した平成」と題して、平成元年から今日までの、ネットワーク通信分野の進化について、インターネット歴史年表を紹介させていただきました。
その中で、最後に、現在のトレンドとして「AI(artificial intelligence)」、「IoT( Internet of Things)」というキーワードを挙げておりましたが、今回は、それらの今後について、少し触れてみたいと思います。
これらの技術によって今の生活はどのように変化していくでしょうか?
まず、最初に思いつくのが、自動車の自動運転技術(なんか表現がヘン)ですが、これはもう未来と言うより目前まで来ている技術ですね。
ニュースなどでも良く取り上げられているので、みなさんもご存知の内容だと思いますが、一昔前に、公道を車が自動で走行することを想像できたでしょうか?
実用に向けては、まだまだ、問題や課題がたくさん残っていると思いますが、近い将来、乗り物を動かすのに、人の操作が必要なくなるとしたら、○○の運転手という職業はどうなっていくのでしょう・・・?
次に、こちらも最近TVCMなどで良く目にしますが、人がモノに命令すると、モノが言われた事をやってくれるという、とっても便利そうなモノ。
こちらは、既に市販もされていますね。また、一部のスマホには言われたことに返事をしてくれるような、似たような機能が備わっているのでご存知の方も多いと思います。
2018.02.19
休日にラズパイでデジカメ作っちゃいました!
こんにちは。クラウドソリューショングループのエンジニア明石です。
私がIT業界に入った15年前、「ユビキタス社会」という言葉が流行っていたのを覚えています。
ユビキタス社会とは、「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」がコンピュータネットワーク、インターネットを初めとしたネットワークにつながることにより、様々なサービスが提供され人々の生活をより豊かにする社会
引用:Wikipedia
とされています。
新人のときはこれからの未来社会にIT技術者として関わりたいと夢を抱きワクワクしていました。
最近では「モノのインターネット」という意味の「IoT」 (= Internet Of Things)という言葉をよく耳にしますが、これはユビキタス社会と同じような意味(厳密には違うらしいですが)だと感じており、新人のときに「ユビキタス社会」という言葉にワクワクした自分を思い出します。
今になりIoTが爆発的に盛り上がっているのは、通信インフラやクラウドサービスなどの環境が整ったことが大きいですが、モバイルの普及などでITリテラシーが向上し、技術の進歩や生産・流通コストの低下などさまざまな要因もあり、社会全体として「時が来た」と言ったところでしょうか、まさしく第4次産業革命の始まりです!
アメリカSalesforce.comのマーク・ベニオフ会長兼CEOは、「2020年までに750億のデバイスがインターネットに接続される」と言われていました。
ガートナー社の調査では、2020年までにIoT関連の市場は3兆円(2,900億ドル)に達すると予測されています。
以下のグラフはアメリカのTV業界団体NCTAの調査結果です。
2018.02.12
となりのロボット。
こんにちは、サンビットロボティクス&メカトロニクスグループのマネージャーをやっている坂元です。
新聞やニュースを見ていると、毎日、必ず、1回は目にする言葉が「AI・ロボット・IoT」。
近年の生産性向上三種の神器とも言えるこれらの技術。
なかなか難しく、ハードルが高そうですが、ちょっと身近に感じてもらうため、今日はロボットの中の、「協働型ロボット」についてご紹介をしたいと思います。
『ロボット』って何者?
ロボットと聞いて、僕がまず思い浮かべるのが『ガンダム』。(本当はゲッターロボなのですが、年がばれるので、少しだけ若めにしてみました(笑))
中でもリックディアスやザクⅢなど、ゴツゴツ、モリモリ系が大好きでした。
ちょっと話がそれましたが、実はロボットとは、「センサー、知能・制御系、駆動系の3つの要素技術を有する、知能化した機械システム (※1)」と定義されています。
つまり、ロボットとは、センサーなどから、外部の状況を感知し、自分でどう動けばよいのかを考え、モーターなどを動かすものです。
となると、ガンダムはロボットというよりは、車に近い(知能・制御の部分は人が担う)かな、と思います。ですが、車も、どんどんロボット化が進んでいますが・・。
(※1)・・・ 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 出展
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