BLOG

2023.12.08

自動箱詰めシステムの導入事例

こんにちは、経営管理部の野口です。

近年、物流や小売業界においても、効率向上と人手不足への対策が求められています。

この背景のもと、弊社が開発した自動箱詰めシステムが、箱の組み立てから梱包、さらに搬送まで一気通貫に自動化された事例をご紹介いたします。

導入した目的と導入後の効果

「小箱の組み立てから封函まで」の作業をすべて自動で行うことにより、箱詰め作業の省人化を実現しました。

これにより、段ボールの製函、封函、及び箱入れにかかる人員を2名~4名削減し、生産性の向上を達成しました。

自動箱詰めシステムの導入により、業務の効率が向上し、単純かつ繰り返しの作業から解放された作業者は、より専門的で高度な業務に専念できるようになりました。

5_製品箱詰めシステム_2_blog用

使用機器と役割

ロボット 小箱の箱入れを担当
ロボットハンド 小箱の取り扱い
バーコードリーダー 品種の判別と印刷確認
段ボール供給装置 段ボールの位置決め
製函機 段ボールの組立
封函機 段ボールの封函(蓋閉め)
安全柵 運用の安全性確保
制御盤 システムの制御

特筆すべきは、8品種の判別をビジョンシステムを使用せずに行っている点です。

バーコードリーダーを印字の確認だけでなく品種の判別としても使用しているシステムになります。

最後に

例えば、物流業界では商品の迅速かつ正確な仕分け・梱包が、
小売業界では効率的な店舗運営やオンライン販売における迅速な発送が求められます。
同様に、製造業界や食品産業、医薬品業界においても、自動箱詰めシステムは生産性の向上と作業の合理化に寄与します。

自動化は単なる作業の効率化だけでなく、企業の競争力向上にも寄与します。

従来の作業プロセスにおける課題に対処し、将来的には業務の更なる自動化へのステップとなることでしょう。

サンビットの取り組み

2009年、サンビットは食品関連のお客様から自動化の相談を受け、そのきっかけとなりロボットハンドの開発を始めました。

食品業界におけるロボット導入支援に積極的に取り組み、ロボットハンドの選定と製作、そしてロボットの稼働能力向上に向けたシステム構築のノウハウを蓄積してきました。

また、2014年にはロボットシステム設計開発専用工場を開設し、ロボットの研究と開発に専念しています。

工場の自動化、省力化をご検討の際には、弊社を含めてロボットSIerにご相談ください。

サンビットでは、製造業向けの産業用ロボットや自動機の導入支援を行っています。

ロボットの選定から最適なロボットシステムの設計・施工・保守・メンテナンスまで、ワンストップでサポートいたします。また、補助金制度の申請サポートも行っておりますので、中小企業でも安心して産業用ロボットを導入することができます。

私たちはお客様の成功を支えるために、導入後も評価と改善を継続的に行い、最適なソリューションを提供しています。
ご相談やご要望がありましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。
私たちはお客様のビジネスに貢献し、共に成長していけるパートナーでありたいと考えています。

お問い合わせ

サンビット株式会社
担当:RM部 山野 銀哉
e-mail:g_yamano@sunbit.co.jp

カレンダー

«12月»
     1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       

ブログ内検索