
属人性の高さは、技術者の強み。
そして、その価値はチームで最大化される。
サンビット入社のきっかけを教えてください。
サンビットの各事業に将来性があり、不景気や高齢化社会において強さを発揮できる会社と感じたからです。
一定の年齢以下の方は皆さん同じだと思いますが、私は生まれてからずっと不景気と言われる時代を過ごし、就職時もリーマンショックでとても苦労しました。
そういった時代背景から娯楽等の景気の影響を受ける業界や衰退している産業を避け、今後伸びていく事業に力を入れているサンビットへの入社を決めました。
サンビットでは人手不足を解消する設備の自動化やロボットを取り扱っており、今後の伸びしろはかなり大きいと今でも思っています。
現在担当している業務について教えてください。
自動車業界向けの3次元ロボットシミュレータ開発及びサポート業務です。
お客様は大手自動車メーカーでお客様と直接お話をし、課題、改善点を伺い、それらの解決方法を検討、そして開発後、納品となります。
時にはCADメーカーの方と直接打ち合わせをすることもありますが、CADメーカーの開発者はフランスやアメリカの方がほとんどで、その場合、打ち合わせは英語です。
元々英語が苦手で全く話すことができませんでしたが、業務の打ち合わせで何度も英語に触れることで、ある程度は通訳なしでも英語を理解することができるようになりました。
技術者として技術力の向上はもちろん、英語力が想像以上についたことで自信にも繋がりました。
グローバル社会において、英語を理解できる技術者は重宝されるため、このような環境で仕事ができることにとても感謝しています。
チームマネジメントや後輩育成で気を付けていることは?
チームマネジメントで気を付けていることは、個人ではなくチームとして成果を出せるような体制を構築することです。
技術者とはお客様が解決できない悩みを解決することが仕事です。
仕事において属人性はできる限りなくしたほうがいいと言われていますが、技術者は誰かができないことを代わりにやっている、という側面が強く、技術者という存在そのものが属人性の高いものです。
属人性が高い技術を持っているからこそ、お客様から多くの依頼を頂くことができ、逆に属人性がなく、簡単に引継ぎできるような技術であれば競合他社が多く、受注に結びつけることが難しくなってきます。
そのため、属人性は排除すべきではなく、誰にも真似できない技術を極めていくべきだと思います。
しかし、チームマネジメントという点から考えると、特定の技術者の技術に頼り切ったチームはとても脆いです。
例えばプロ野球の大谷選手は私から見ると、一人で何役もこなしているように見えます。
その大谷選手が別の選手にレクチャーすると、その選手が大谷選手と同じ成果をあげれるかというと、ほとんどの選手は不可能だと思います。
でも、チームとしてであれば、同じ成果を出すことができます。
技術者のチームも同じで一人の優秀なエンジニアの成果を一人で上げようとすると難しいですが、チームとして、であればそれ以上の成果を出せる可能性を秘めています。
そのため、チームとして大きな成果を出せるようマネジメントするようにしています。
後輩の育成に気を付けていることは、育成方法は千差万別だということをしっかり認識して育成に臨むことです。
部署内である程度の教育プログラムを用意しているものの、その人にフィットするかどうかはやってみるまでわかりません。
本やネットにも様々な方法が載っていますが、それも人によっては不正解といったケースもあります。
最初に答えを教えてもらって進めたほうが理解しやすい方、答えを教えず悩んだ方が覚える方、中には本当にほったらかしで何もしなくても勝手に成長する方、一時間に一回はこちらから悩みを聞かないといけない方、様々な方がいます。
後輩と話をし、同じ視点に立ち、一つ一つ一緒に課題に取り組み、育成方法を二人で探していく、ということが大切なことだと考えています。

印象に残っているプロジェクトやターニングポイントは?
とある新設工場向けに搬送設備(コンベヤやエレベータ)を設計し、納品したことがあります。
その工場には多くの設備メーカーが機械を納品していたのですが、後工程を担当している会社との打ち合わせでコンベヤの受け渡し位置を不明確にしていたことがあり、双方の会社がコンベヤを作る位置が合致しておらず、数十センチ程度の隙間が空いてしまったことがありました。
打ち合わせでは受け渡し位置に一番近い柱から〇〇メートルの位置までコンベヤを用意するという取り決めをしていました。
柱の位置や大きさは建築図面から算出したものだったのですが、工場完成後の柱の幅が図面と異なっていたことにより、柱の端面からの距離の想定が変わってしまいました。
建築図面での柱の幅、というものはあくまで設計段階のもので、その上から壁紙や防音材といったものが貼り付けられるため、完成時の幅というのは図面から分かるものではない、ということを後から知りました。
この失敗は私にとってとても大きな影響を与え、仕事をする上でしっかり調べ、不明確なものをなくすことを習慣づけるきっかけとなりました。
家庭と仕事の両立で意識していることはありますか?
特にありません(笑)。と言ってしまうとここで話が終わってしまうので、自論ではありますが、私の考え方を話します。
家庭と仕事の両立は家事と仕事の両立とほぼ同義と考えています。
すなわち仕事と家事を両立することが大切です。
我が家では私が在宅、妻が遠方でフルタイムで働いていることもあり、平日は私がほとんどの家事を担っています。
私は家事も仕事も同列のタスクにし、優先順をつけて処理するようにしています。
例えば、午前中に済ませることとして、家事だと朝食の準備、洗濯で、仕事だと前日に頂いた問い合わせや、その日が納期の仕事です。
そして、午後は夕食作り、洗濯ものの取り込み、仕事だと翌日以降の仕事と決めています。
タスク化して処理していく上で大切になることは納期とそれぞれのタスクがどのくらいの時間がかかるかを正確に見積もることです。
これができていれば家事も仕事も大差はなく、タスクが増えても心に余裕が持てます。
家事をこなし心に余裕を持てていれば家族との関係も良好になり、仕事も家庭も両立することができます。
フレックス活用について教えて下さい。
市役所や銀行等の平日にしかできないようなことを有給を使わずにフレックスを利用しています。
その他には夏だと平日の夕方、近所のプールが安くなるため、子供と一緒に泳ぎにいってます。
最近だと学校や保育園行事も多くなっており、三者面談や授業参観など必要な時間だけフレックスを使い参加し、終わり次第、家に戻って仕事をしています。
有給とは異なる使い方ができるため、とてもありがたい制度です。
ストレス発散方法はありますか?
私の場合、”好きなこと”を仕事にしているので、好きな仕事がくれば、それがストレス発散になります。
仕事とプライベートを切り分けるべき、という考え方もありますが、私の場合、仕事と遊びの境目があまりなく、難しい機能の検討や誰もわからなかった現象の調査はゲーム、特にパズルをしている時と同じような感覚です。
一番のストレス発散方法は仕事を好きになり、それを趣味にすることだと思います。
もちろん仕事の全てが好きかと言われれば、そうではなく、やりたくない仕事もあります。
やりたくないことを好きになるのは難しいので、仕事の中で好きなことを見つける、そもそも好きなことを仕事にする、ということが大切だと思います。
サンビットはどんな会社ですか?就職活動中の方へのメッセージをお願いします。
サンビットは従業員のプライベートの充実を第一に考えている会社です。
コアタイム無しのフレックスやリモートワークを導入しているのも、従業員のプライベートな時間を確保しやすくするためです。
一昔前だと、仕事を第一優先とし、プライベートを犠牲にすることを求められてきましたが、近年ではそのような考えはあまり流行っていません。
もちろん仕事をしっかりとこなしていることは大前提ですが、仕事をしっかりしていれば、プライベートの時間を多く確保することができ、充実した人生を送ることができます。
子育て、パートナーの転勤、親の介護、様々な理由で技術者として働くことを諦めた方がいらっしゃると思います。
サンビットは、時間や場所に制約がある方でも技術者として働く方をサポートし、成長していくことができる会社です。
