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2018.09.18
カーシェアリングサービスを法人契約したので使ってみた その1:準備編
こんにちは、クラウドソリューショングループでグループマネージャーをしている西川です。
この度弊社でカーシェアリングのサービスを契約しました。
「カーシェアリング」という言葉自体は、以前から広く知られていると思いますので詳しい解説は割愛しますが、カーシェアリングという言葉は知っていたものの、今まで使った事が無いサービス。導入経緯や実際に使ってみての感想もご紹介します。
まずカーシェアリングを利用しようとしたきっかけは、走行距離15万キロを越えた社用車のリースが9月末で終了するタイミングで、次のリース車両の見積りを取得した時に遡ります。
見積りを見た時に前回と比べて格段に値段が上がった訳ではありませんが、なんとなく高いなぁ。他にどんなコストが掛かるんだっけ?と整理をしてみました。
掛かるコストは大きく
- 車両のコスト(月額のリース費用)
- 維持コスト(月極駐車場代、保険)
- 移動する量に応じて掛かるコスト(ガソリン代、有料道路代、タイヤなどの消耗品代)
の3つに分類されます。
過去実績を集計した結果、毎月それなりのコストが発生している事が判明しました。
ポイントは、このコストに対しての稼働率も重要という事です。例えば月に全く利用しない場合でも、車両のコストや維持コストは固定で掛かってしまいます。
そこで以前から気になっていたカーシェアリングに関して調査を行いました。
カーシェアリングの基本的な特徴としては以下の通り
- 使う時間だけ借りる事が出来る(レンタカーより細かい時間設定が可能)
- ネットで簡単に予約可能
- ガソリン代、保険等も利用料金に含まれる
- 乗り捨ては不可(元の場所に返す)
カーシェアリングを利用する場合は、固定費を無くす事が可能になるので、コスト削減にも繋がる事が予想できます。
ではどこのサービス会社がいいか?と検討しましたが、答えは1択でした。
福岡という地方都市で、充実した車輌を保有しているサービスといえば、「タイムズカープラス」で決まりです。全国区なので出張時にも活躍しそうです。
カーシェアリングいいよね。となってもすぐに契約とはなりません。
今まで20年近く業務の移動手段として乗用車をリース契約し利用してきたので、社用車を無くす事のデメリットもあり反対意見の方も当然いらっしゃいます。
利用者を集め意見を聞いてみました。
色々と意見が出ましたが、集約するとこの3点が主たるデメリットです。
社用車が無くなると困る事
- いつでもすぐに使えない
- 長時間使う事もある
- 今は会社の隣が駐車場ですが、カーシェアリングだと借りに行くところまで遠くなる
いつでもすぐに使えない
・・・・確かにそうですね。使いたい時間にカーシェアリングの車輌が無かったら困りますよね。しかし良く考えてみると、今まで急に使うケースって年にどれくらいあったでしょうか?
また1台しか保有していない車輌が誰かが先に使っていても同じ事です。
むしろ台数は空いているすべての車輌が対象となるカーシェアリングの方が、複数の人が同時に使えるのでメリットだと思います。
長時間使うケースもある
・・・・時間課金なので1日を超える利用などの場合はレンタカーや、公共交通機関とタクシー利用の組み合わせの方が安くなるケースもあると思うので、その時の状況に応じて使い分ける事で解決できそうです。
借りるところまで遠くなる
・・・はい、これは確かにデメリットですね。でも徒歩5分圏内に4,5箇所ステーションがあるのでメリットを打ち消すほどのデメリットではないかなと・・・。将来隣の駐車場にステーションが出来る事を期待しましょう。
社内調整も終わり、デメリットよりもメリットが大きいと思われるカーシェアリングの法人契約を行いました。
次回は利用編をお届けします。
次回は、9月25日(火)のブログに掲載予定です。