BLOG
社長のつぶやき
2025.02.03
健康づくり優良事業所ゴールド認定(協会けんぽ)について
代表の中野です。
SUNBITは「全従業員の物心両面の幸福を追求し、社会との共生を図る」という経営理念を掲げています。
その実現のため、健康を幸せな人生の基盤と捉え、ここ数年、積極的に取り組みを進めてきました。
2018年5月には全国健康保険協会(協会けんぽ)の「ふくおか健康づくり団体・事業所宣言」に登録し、2019年12月には「健康づくり優良宣言事業所」に認定されました。
そして令和6年10月、さらに上位の「健康づくり優良事業所ゴールド認定」を取得することができました。

2025.01.06
2025年頭ごあいさつ 〜80年周期説について〜
代表の中野です。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
「80年周期説」というものをご存じでしょうか。
80年ごとに社会が大きな変革を迎えるという説です。
たとえば80年前は第二次世界大戦が終結し、日本は敗戦からの復興に向けて歩み出し、経済成長を基軸とした国づくりを始めました。
160年前には明治維新が起こり、江戸時代の封建制度が廃止され、西洋の制度や文化を取り入れた近代国家への大改革が進められました。
そして今年2025年、再び大きな変革の時を迎えると言われています。

2024.12.02
主体性の時代の到来について
代表の中野です。
雑誌「致知」11月号のテーマは「命を見つめて生きる」でした。その中で特に目に留まったのが、「いのちの教育の探究者 東井義雄(とうい よしお)の生き方が教えるもの」という記事です。これは、白もくれんの会会長である衣川清喜氏が執筆されたものです。
この記事を通して私が最も印象的だと感じたのは、戦後のまだ物質的に豊かとはいえない時代に、東井氏が子どもたちに「生き抜く力」を身につけさせようと尽力した姿勢です。
東井氏の教育理念を一言で表すならば、「主体性を持った人間の育成」と言えるでしょう。
主体性とは、「自分で考え、自分の意思で行動し、その結果に責任を持つ姿勢や能力」と定義されます。最近では、若い世代に限らず、多くの人々がこの主体性を欠いているように感じることがあります。やるべきことを後回しにしたり、失敗を環境や他人のせいにする風潮が広がっているのではないでしょうか。
主体性のある生き方についてChatGPTに尋ねてみたところ、以下の2点が挙げられました。

2024.11.05
冤罪事件について考える -決めつけ刑事にならないために-
代表の中野です。
刑事:「お前がやったんだろ。」
容疑者:「はぁ? 証拠は?」
刑事:「知らない人がつぶやいてんだよ!!」
容疑者:「はぁ!? SNSの投稿!?」
ACジャパン「決めつけ刑事」の広告です。
第三者としてなら笑える場面かもしれません。しかし、当事者だったらぞっとします。
10月8日(火)、袴田事件について、検察が控訴を断念したことで、袴田巌さんの無罪がようやく確定しました。
誤認逮捕から2014年に仮釈放されるまでの47年もの長い年月、袴田さんは無実の罪で服役を余儀なくされていました。失われた時間の重みは計り知れません。

2024.10.07
本社オフィス縮小移転について-完全出社との決別-
代表の中野です。
企業の働き方が変化しています。
米アマゾン・ドット・コムは9月16日、世界の社員に週5日出社を求めました。新型コロナウイルス感染拡大後の在宅勤務で企業文化に緩みが出たと見ての引き締め策です。
Amazon 労組は反対していますが、最終的には会社の方針に従うか転職するかの選択になります。
このような動きは外資系だけでなく、国内企業でも見られます。
私も以下のような声を実際に耳にしてきました。
- やはり仕事は顔を直接合わせないといけない
- うちの業種ではテレワークは難しい
- テレワークだと社員は仕事をさぼるので、業績が上がらない
- 若手社員は近くにメンターがいないと成長できない
テレワークと出社、それぞれにメリット・デメリットがあります。何を重視するかは各社の経営判断です。

2024.09.02
有給取得率75.5%! -人的資本データの公開について-
代表の中野です。
想定を上回る数字でした。
当社の年次有給休暇の取得率と取得日数です。
先日参加した某経営セミナーにて、「人的資本経営」が紹介されました。
人的資本経営の定義は、
「人材を“資本”として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のありかた」 (中小企業庁)
とされています。
セミナー主催者曰く、これからは中小企業といえども、ステークホルダーに対して一人当り有給取得率などの人的資本データを測定、公開すべきということでした。
参考になる資料として、厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査の概況」があります。
これによると、2022年(2024年2月現在最新)における企業全体の平均有給取得日数は10.9日、平均有給取得率は62.1%となっています。
2024.08.05
脳が求める生き方-さらに前進する人の脳の思考について-
代表の中野です。
パリ五輪真っ盛りです。
この日のために鍛え上げた肉体と卓越した技術が繰り広げる真剣勝負は、観る者にスリルと感動を与えてくれます。
下馬評通りにいかないのがスポーツの醍醐味の一つです。
時に過去の実績や本来の実力とは異なる結果が生まれます。
雑誌「致知」8月号で、その原因の一つと言える「潜在能力」について興味深い記事が掲載されました。
記事の表題は「脳が求める生き方-さらに前進する人の脳の思考について-」です。
執筆者はスポーツ脳科学者で、数々のアスリートに助言・指導をしてこられた林成之氏です。

2024.07.01
SUNBIT健康教室:ピラティス体験会について
代表の中野です。
当社では社員のみなさんが心身ともに健康的な人生を過ごしていただくことを念頭に、
「SUNBIT健康教室」を定期的に実施しています。
今回のテーマは「ピラティス」です。
ピラティスは身体機能回復や精神安定などのリハビリを目的として、ドイツの看護師により発案されたのが起源とされています。
普段テレワークが多く、運動不足や腰痛・肩こりに陥りやすい、当社の社員に相応しいエクササイズといえます。

2024.06.03
介護、認知症急増に対する企業側の取り組みについて
代表の中野です。
驚愕する数字です。
5月9日付け日経新聞一面記事は、
「認知症、迫る7人に1人 仕事・介護の両立困難なら損失9兆円」
という見出し記事でした。
厚生労働省研究班が推計した発表によると、2030年には認知症の患者数が523万人にのぼる見通しです。
実に高齢者の7人に1人が認知症ということになります。
この驚くべき数字を自社にあてはめてみます。

2024.05.07
相次ぐ高齢者運転事故の対策案について
代表の中野です。
心臓が止まるかと思いました。
先日、某国道の片側三車線の交差点で右折しようとしていたときのことです。
対向車線の直進車が途切れたため、ハンドルを切りつつ右折しようとした瞬間、対向車線の右折ラインに停まっていた車が、方向指示器もつけずいきなり進路を変えて直進してきたのです!

2024.04.01
投資初心者の手引き「インベスターZ」について
代表の中野です。
日経平均株価が30年ぶりに最高値を更新しました。
要因として、企業業績の向上、物価高、投資環境の変化などが挙げられています。
巷の書店でも、あおるかのごとく新型NISAや投資に関する書籍が山積みです。
しかし、現在の株高を懸念する声も少なくありません。
筆頭は経済評論家の森永卓郎氏です。
氏は「今の株価は最高値。早晩下落するから、今は株なんて買うもんじゃない、NISAもすすめない」と断言されています。
この手の投資に批判的な発言は森永氏だけではありません。
新NISAも始まった今、投資に反論する経済の専門家がいることに、「どちらを信じればよいのか・・」と戸惑う投資未経験者は少なくないでしょう。

2024.03.04
働き手に支持されるこれからの会社のありかたについて
代表の中野です。
先日、某コンサル会社主催の求人セミナーに参加してきました。
まず講師の方より、2023年度の求人市場の傾向について、以下のようなお話がありました。
- コロナ収束により人材獲得競争が激化していること
- 想定よりも有効求人倍率が低いこと(令和5年12月の有効求人倍率1.27倍)
- 中途採用比率が過去最高水準になっていること
- ソーシャルリクルーティングが台頭してきたこと
印象深い話としては、待遇が良い大手企業でも新卒採用者の離職者が多いため、新卒採用から中途採用にシフトし始めてきたということです。

2024.02.05
実家じまいについて_目指せ「PERFECT DAYS」!
代表の中野です。
なかなか頂上に辿り着けない登山のようです。
わが家の「実家じまい」のことです。
長らく老人ホームに入居していた父が昨年亡くなりました。
初盆を過ぎたあたりから、世帯主がいなくなった実家の整理に手を付け始めました。
「実家じまいは大変だ」とよく耳にしますが、想像以上のパワーが必要です。
特に親と同居していない実家の整理はなおさらです。
それでも私の場合は、自宅と実家は車で1時間半ほどです。
飛行機や新幹線を使わないと帰省できない方に比べると、だいぶ恵まれている方でしょう。
整理すべきモノをおおよそ分類すると、以下の通りです。

2024.01.09
波乱の念頭に思う -常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で-
代表の中野です。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は弊社メルマガ、ブログをご覧いただき、誠にありがとうございました。
本年も引き続きお付き合いいただきますようよろしくお願いいたします。
それにしても2024年は波乱の幕開けとなりました。
元日の16時7分、石川県能登地方にて震度7の大地震が発生いたしました。
驚いたのも束の間、その翌日には国内飛行場では前代未聞の飛行機同士の衝突事故が発生。そして3日は2022年に二度も火災に遭った旦過市場火災を想起させる小倉鳥町食堂街での火災です。
「よもや、まさか」と信じられない出来事が、年始早々に立て続けに発生したことに驚きを隠せません。
被害を受けたみなさまには心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。

2023.12.04
「値決めは経営」について-お客様も喜び、自分も儲かるポイントは一点-
代表の中野です。
衝撃的な出来事でした。
先日、数年前にできた近所のお気に入りのラーメン屋に行った時のこと。
いつも注文するラーメンの値段が、なんと850円から1000円になっていたのです。
カウンターにテーブル二席のこじんまりとした店内です。
「えっ!、千円っ!!」
つい大きな声が出てしまい、カウンターにいる店主がやや恐縮した面持ちで私の狼狽ぶりをうかがっています。
実はこの驚きには伏線があります。
そもそもこのラーメンは2年前までは700円で、昨年850円に上がったばかりだったのです。
世界的な混乱もあって、世の中あらゆる原材料費、光熱費が高騰しています。
それにしても2年前から143%アップはいささかインパクトが大きいです。
消費税が8%から10%に上がったどころの騒ぎではありません。

2023.11.06
「道理で政(まつりごと)ができるか!(前田利家)」について
代表の中野です。
社員の方から面白いYouTubeがあると教えていただきました。
広島県安芸高田市の石丸市長と市議会議員との論争動画です。
石丸市長は現在41歳。
京都大学を卒業後、メガバンクでデータ分析などの業務をご経験され(動画内の情報)、令和2年8月に市長に就任されたという経歴です。
年齢は若く、頭脳明晰さが伺える理路整然とした説明で、やや老齢の方が多い市議会議員さん達が論争でやり込められる様が人気を呼んでいるようです。
動画のコメントも、支離滅裂な発言をする議員へのダメだしや、石丸市長の意見への賛同が大半です。
私も最初は興味深く視聴していましたが、途中から何か胸中モヤモヤするものがうまれてきました。

2023.10.02
相手の立場になって考える-主語の転換について
代表の中野です。
「オーバーヘッドスキャナ」という装置をご存じでしょうか?
芥川賞を受賞された市川沙央さんの「ハンチバック」という小説でその存在を知りました。
オーバーヘッドスキャナは、デスクのライトのような形状で、本を開いて置くだけでスキャンできる機械です。
歪みも補正してくれますので、紙の書籍を破壊することなく電子データ化することが可能です。
市川沙央さんは先天性ミオパチーという障害者です。
「ハンチバック」の一文を紹介します。

2023.09.04
トラスコ中山に学ぶ-常識を疑う経営-
代表の中野です。
先日、東京にて某経営コンサルタント主催によるセミナーに参加してきました。
複数の登壇者の中で、とりわけ印象に残ったのがトラスコ中山株式会社の社長、中山哲也氏です。
中山氏の講演テーマは「教科書にない経営」、
サブタイトルは、~教科書通りでうまくいくならば世の中は成功者で溢れている~
です。
お父様から社長を引き継がれて29年、中山社長は従来の常識からかけ離れたさまざまな取り組みを実行されてきました。
以下、講演でお話しされた至極の金言ともいうべき「中山語録」の一部を抜粋します。

2023.08.07
元京セラ人事部長セミナー「ポイントは業績を上げ続けること」
代表の中野です。
先月、私が加入している勉強会の講演会にて、京セラで30年以上、採用、教育、人事管理の実務を経験されてきた株式会社スターフィールド代表取締役である星野周氏のセミナーを受講いたしました。
京セラの年商が数百億円から1兆円企業規模になるまで、京セラ創業経営者の稲盛和夫氏に間近で接し薫陶を受けてこられた、まさに京セラ成長期の生き字引といえる方です。
稲盛和夫氏や京セラに関する書籍は多数ありますが、人事評価という切り口で書かれたものはあまり見たことがなく、大変興味深い内容でした。
冒頭、京セラでの体験や特長についていくつかご紹介されました。

2023.07.03
WBC「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」での学びについて
代表の中野です。
あの感動が再び蘇りました。
先月まで上映されていた映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」です。
2023年3月、熱戦に次ぐ熱戦を繰り広げ、「マンガか!」と言いたくなるような劇的なラストシーンにより、世界一の栄冠を勝ち取ったWBCのドキュメンタリーです。
代表選手の選考会議から、大会直前に行われた宮崎合宿、本大会ベンチやロッカーでの様子、選手の苦悩、葛藤、優勝の歓喜の瞬間まで、長期間にわたり完全密着したチーム専属カメラだからこそ撮影できた貴重な映像の数々が紹介されます。

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