2025.06.06
こんにちは、クラウドソリューション部 カスタマーサクセスチームの坂井です。
今回は、相対日付の使い分けについて説明します。
相対日付の代表的なものは、昨日、先月、去年です。
他には、「翌 n 日間」、「過去 n 日間」など、今日を基準に、期間を判定できます。
「翌 n か月」、「過去 n か月」については、過去に説明していたのですが、
「n か月前」の細かい使い分けを説明していなかったので今回は補足していきたいと思います。

例えば、「過去 3 か月」と 「3 か月前」を使い分けるとします。
2つの相対日付を比較すると
のように、間の期間を含むかどうかが違います。
と明確に使い分けが決まっているので注意しましょう。
例えば、特定の1か月の前年対比の集計する場合に、日本語だと普通に「昨年」を指定してしまいそうですが、レポート上では「12 か月前」と指定することで、去年の1か月間と今年の1か月間を比較できます。
月別のグループ化をしている場合「去年の売上」だけで意味が通じることはありますが、レポートでは「去年の同じ月の売上」と範囲を明確にする必要があります。
レポートのグループ化など集計の状態によって、「3 年前」 か「過去 3 年間」か、意識しなくてもなんとなく設定ができると思います。
Salesforce では、「3 年前」 か「過去 3 年間」かの自動で判別してくれないので、注意しましょう。

日本語のややこしいところで、集計単位によって若干の表記揺れ(海外とのニュアンスの違い)が存在します。
翻訳の表記揺れで「間」の文字がついたり、つかなかったりします。
また、よくみると「n」の前後に半角スペースがついています。
「間」がつくか、スペースの位置の判定がややこしくて、初めてのユーザーはここが鬼門になりますので、毎回ヘルプを確認することをオススメします。
私もレポートはよく作成する方だと思いますが、未だにこの仕様に慣れないです。
当日を含めるかどうかも若干の表記揺れ(海外とのニュアンスの違い)がありますので注意しましょう。
月の場合の「過去 n か月 」は、今月を含まないのは自然だと思います。
しかし、翻訳によってはこの解釈が変わります。
日本語だと、「過去 n 日間」だと、「今日」は現在なので、含まないような気がしますが、今日が含まれます。
英語にすると、過去は「Past」ではなく「Last」の方で、「Last」には「最新の」という意味もあるので、「今日」も入ってしまいます。
このあたりは私の考察ではあるのですが、Salesforce には翻訳に伴う表記揺れがあることだけをご理解いただければ幸いです。
最近の Agentforce だと、表記揺れが多く、ものすごいスピードで名称が変わっているイメージです。昔は、AIの機能の一部の項目の表記が「解像度」になっていて、そこが「解決」に修正されたり、Copilot と読んでいたものが、Agent に変わって、さらに Agent の名称も変わるようです。
(個人的には、”Copilot”の名称は”Einstein”の名称に原点回帰すると予想しています。)
【動画内容】(9分程度 ※音声が流れます)
今回は、以前の相対日付で紹介していなかった部分の補足でした。
相対日付は変則的なので、頻度が多い方であれば、キーボードで「N」と1文字入力すると変換候補に「過去 n か月」ができるように、パソコンに単語登録などを工夫してみるといいかもしれません。工夫して、相対日付の「過去 n か月」,「翌 n か月」,「n か月前」の使い分けができるようになれば、より正確なレポートが作成できると思います。
今回は相対日付のクセのある部分の紹介だったので、このクセだけ把握できれば、とても便利な機能でもあるため、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
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