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2024.01.09
波乱の念頭に思う -常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で-
代表の中野です。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は弊社メルマガ、ブログをご覧いただき、誠にありがとうございました。
本年も引き続きお付き合いいただきますようよろしくお願いいたします。
それにしても2024年は波乱の幕開けとなりました。
元日の16時7分、石川県能登地方にて震度7の大地震が発生いたしました。
驚いたのも束の間、その翌日には国内飛行場では前代未聞の飛行機同士の衝突事故が発生。そして3日は2022年に二度も火災に遭った旦過市場火災を想起させる小倉鳥町食堂街での火災です。
「よもや、まさか」と信じられない出来事が、年始早々に立て続けに発生したことに驚きを隠せません。
被害を受けたみなさまには心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。
京セラ創業者である稲盛和夫さんの教えに「経営の原点12ヶ条」があります。
稲盛和夫氏は、「この12ヶ条を実践すれば、誰でも京セラくらいの会社は作れる」と著書で述べています。
そう簡単なものではありませんが、それくらい経営における重要なポイントが網羅されているものだと理解しています。
この12ヶ条の12番目は、
「常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で」
です。
HPの説明文をそのまま引用致します。
明るさを秘めた、前向きでひたむきな努力は、長いスパンで見れば必ずや報われます。自然は、そのようにこの世界をつくっているのです。
このことを、私は「宇宙の意志と調和する」と表現しています。美しい心と思いやりに満ち、謙虚で感謝を忘れず、素直な心を持って努力を重ねる。そのように善きことを思い、善きことに努める人々の運命は必ず開けていく、と魂の奥底から信じています。
「経営の原点」といいつつ、この条文は経営者のためだけのものではありません。
人がそれぞれの人生を生きていくうえで、欠かしてはならない心持ちであり、幸せに生きるための要諦といえます。
人は時に耐え難い試練に遭遇することがあります。
今回のような災害情報に接するたび、実際に被害を被った方々の心情に思いを寄せると、いたたまれずにかける言葉も思い浮かびません。
また、不幸にも大事な家族を失った方に対して「常に明るく前向きに」とはとても言えません。
ただし、直接被害にあってもいない私たちまでもが、悲惨なニュース映像を視て一緒に落ち込むのもいかがかと思います。
被害にあっていない私たちが被害者を勇気づけるべく、
また、被害にあったときにくじけたりしないためにも、
「常に明るく前向きに、夢を希望を抱いて素直な心で」
というマインドを持つべきだと思います。
そしてそれは、きっと復興の一助になりうると信じています。