Blog

BLOG

2024.01.05

【ロボット導入事例】木材裁断機への自動投入システム

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、経営管理部の野口です。

サンビットのロボット・自動機の導入事例を紹介しています。

木材産業の現状と課題

木材産業は、日本の産業の一翼を担う重要なセクターです。
家具、建築、紙製品など、私たちの生活に欠かせない多くの製品の材料として使用されています。

しかし、近年のウッドショックによる国産材の需要増加や、製材業界の人手不足が顕著になっています。

ウッドショックとは、主要な木材供給国での木材価格が急騰する現象で、
2021年は高い時で2.75倍もの値上がりがあり2022年以降はピークアウトしたものの、依然として高値を維持しています。

このような状況の中、国産材の積極的な利用や、より効率的な生産方法の採用が求められています。

さらに、製材業界では、高齢化による作業者の減少や、後継者の不足が進行しており、
これらの課題解決のための新しいアプローチが急募されています。

このような背景を踏まえ、自動化技術の導入が木材産業の未来を切り開く鍵となるでしょう。

自動投入システムとは?

自動投入システムは、製造業における大きな革命をもたらす技術です。
特に木材裁断のようなプロセスでは、作業者が直接介入することで事故のリスクが常に伴います。

専用の安全装置や制御技術の採用により、作業現場での安全対策が強化され、効率的な生産が実現されています。

上流にセットされた木材を吸着し、下流の裁断機へ自動的に投入するシステムを導入しました。
このシステムの導入により、危険を伴っていた2名~3名の作業者を削減することが可能となり、
人の手を介さずにワークの移載が行われ、作業の効率化、省力化が大幅に進んでいます。

8_木材部品移載加工システム

使用機器の役割

ロボット ワークの移載を担当
ロボットハンド ワークの吸着機能を持ち、複数種類のハンドを使い分けることができる
ツールチェンジャー ハンドの付け替えをスムーズに行う
安全柵 安全面を確保
制御盤 全体の制御を担当

自動投入システムの導入により、作業者はより安全で専門的な業務に専念することができるようになりました。

特に、異なる形状やサイズの木材も確実にハンドリングできるため、作業の柔軟性も確保しています。

まとめ

国産材の供給増などで産業の変動に迅速に対応するための自動化のニーズが高まっています。

製材や合板の生産ラインにおける効率化、検査プロセスの高速化や精度向上、そして新しい製品規格への柔軟な適応など、
多岐にわたる領域での自動化の導入が求められています。

このような背景を考慮すると、自動化技術は木材産業だけでなく、さまざまな産業の未来を支える鍵となるでしょう。
私たちは今後も産業の動向をしっかりと捉え、技術の進化に伴う新しいチャレンジや機会を追求し、製造業の未来を切り開いていきたいと思います。


サンビットの取り組み

2009年、サンビットは食品関連のお客様から自動化の相談を受け、そのきっかけとなりロボットハンドの開発を始めました。

食品業界におけるロボット導入支援に積極的に取り組み、ロボットハンドの選定と製作、そしてロボットの稼働能力向上に向けたシステム構築のノウハウを蓄積してきました。

また、2014年にはロボットシステム設計開発専用工場を開設し、ロボットの研究と開発に専念しています。

工場の自動化、省力化をご検討の際には、弊社を含めてロボットSIerにご相談ください。

サンビットでは、製造業向けの産業用ロボットや自動機の導入支援を行っています。

ロボットの選定から最適なロボットシステムの設計・施工・保守・メンテナンスまで、ワンストップでサポートいたします。また、補助金制度の申請サポートも行っておりますので、中小企業でも安心して産業用ロボットを導入することができます。

私たちはお客様の成功を支えるために、導入後も評価と改善を継続的に行い、最適なソリューションを提供しています。
ご相談やご要望がありましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。
私たちはお客様のビジネスに貢献し、共に成長していけるパートナーでありたいと考えています。

お問い合わせ

サンビット株式会社
担当:RM部 山野 銀哉
e-mail:g_yamano@sunbit.co.jp

カレンダー

«1月»
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    

最近のエントリー

水木しげるさんの戦記を読む|戦後90年に向けて

2026.04.27

水木しげるさんの戦記や関連著作を5冊読み比べながら、それぞれの本の魅力と心に残った点を紹介します。戦争の過酷さや生き残ったことの重みが描かれる一方で、文章や絵の力によって不思議と「もっと知りたい」と思わされる読書体験が綴られています。戦後90年に向けて、戦争を知らない世代が何を受け取り、どうつないでいくかを考えるきっかけになる内容です。

Salesforce のダッシュボードの機能 〜動的ゲージグラフの数式を使った目標値〜

2026.04.24

Salesforceの動的ゲージグラフにおいて、数式を用いた目標値の設定方法を解説します。年間目標から月次目標を算出する基本的な使い方に加え、役職や勤続年数に応じて目標値を変動させる方法を紹介。IF関数や日付項目を活用することで、複数条件に基づいた柔軟な目標設定が可能になります。さらに、カスタムオブジェクトやフローを組み合わせることで、より高度な管理にも対応できる点についても触れています。

春のアレルギーに負けないためのシンプル習慣

2026.04.20

春は新生活のスタートとともに、アレルギーに悩まされる方も多い季節です。対処療法で乗り切ってきた中で、睡眠や食事といった基本を見直すことで体調の安定を実感しています。

ラージボール卓球 ~2025年度ラージボール卓球選手権大会(年齢別シングルス)

2026.04.13

2026年2月に開催された佐賀県ラージボール卓球選手権大会に出場し、60~64歳クラスで優勝した体験を振り返ります。予選リーグを順調に勝ち上がり、トーナメントでは日頃から対戦経験のある選手との接戦を制して決勝へ。決勝ではファイナルゲームまでもつれる白熱した試合となり、最後は接戦をものにしました。これまでの経験や戦術の変化を実感しながら、試合ならではの緊張感も味わうことができました。

アーカイブ

ブログ内検索

  1. TOP
  2. BLOG
  3. 【ロボット導入事例】木材裁断機への自動投入システム