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2023.12.22

自動振分システムの導入事例

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こんにちは、経営管理部の野口です。

シリーズでお届けしている産業ロボットの導入事例をお届けいたします。

今回は、「自動振分システム」の登場です。

このシステムは、上流から流れてくる直方体形状の部品を形状を判定し、ロボットにより各場所へ搬送することを可能にしました。

7_冷金判別移載システム

導入目的と効果

自動振分システムは、効率向上人手不足への対策を目的に開発されました。
作業者の手作業を軽減し、省人化/省力化を実現することで、2名~3名の人員を削減し、生産性の向上を達成しています。

使用機器と役割

この導入事例の機器とその役割を紹介します。

ロボット ワークの移載を担当
ロボットハンド ワークの吸着(マグネット)
ロボットスライダー ロボットの走行軸
ビジョンシステム ワークの位置検出および形状/品種検出
特記 6軸ロボットに走行軸を追加して7軸として運用

特にロボットハンドの吸着機能とビジョンシステムの優れた性能が、システムの柔軟性と高度な制御に貢献しています。

導入事例の効果

自動振分システムの導入により、手作業から解放された作業者は、専門的で高度な業務に専念できるようになりました。
ロボットハンドの吸着機能により、異なる形状の部品も確実にハンドリングし、ビジョンシステムの高精度な検出により、品種の判別もスムーズに行われています。

最後に

この自動振分システムは、物流や製造業界を中心に様々な産業においても大きな成果を期待されます。
例えば、物流業界では商品の効率的な振分けが、製造業界では部品の自動搬送が求められます。
同様に、小売業界や医薬品業界においても、この自動化システムはその効果を発揮します。
従来の作業プロセスにおける課題に対処し、将来的には業務の更なる自動化へのステップとなることでしょう。


サンビットの取り組み

2009年、サンビットは食品関連のお客様から自動化の相談を受け、そのきっかけとなりロボットハンドの開発を始めました。

食品業界におけるロボット導入支援に積極的に取り組み、ロボットハンドの選定と製作、そしてロボットの稼働能力向上に向けたシステム構築のノウハウを蓄積してきました。

また、2014年にはロボットシステム設計開発専用工場を開設し、ロボットの研究と開発に専念しています。

工場の自動化、省力化をご検討の際には、弊社を含めてロボットSIerにご相談ください。

サンビットでは、製造業向けの産業用ロボットや自動機の導入支援を行っています。

ロボットの選定から最適なロボットシステムの設計・施工・保守・メンテナンスまで、ワンストップでサポートいたします。また、補助金制度の申請サポートも行っておりますので、中小企業でも安心して産業用ロボットを導入することができます。

私たちはお客様の成功を支えるために、導入後も評価と改善を継続的に行い、最適なソリューションを提供しています。
ご相談やご要望がありましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。
私たちはお客様のビジネスに貢献し、共に成長していけるパートナーでありたいと考えています。

お問い合わせ

サンビット株式会社
担当:RM部 山野 銀哉
e-mail:g_yamano@sunbit.co.jp

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