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2023.11.24

食品パウチ移載システムの導入事例

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食品業界では、生産性向上と人手不足への対策が求められています。
作業者の負担を軽減しつつ、より合理的な人員配置が可能となり、コスト削減にも寄与している自動化の事例をご紹介します。

食品パウチ移載システムは、高度なアームロボットと吸着ハンド、さらに別のアームロボットとチャック移載用ハンドが協力して、上流から流れてきた食品パウチを下流に移載し、搭載していた金属トレイを回収するプロセスが円滑に行われます。

4_スープパウチ搬送システム

食品パウチ移載システム

導入目的は、単純作業の自動化により作業者の負担を減らし、同時に人手不足に柔軟かつ実用的に対応することです。

導入により、2名から4名分の人員削減が実現し、生産性が向上しました。

機器と役割

食品パウチ移載システムでは、アームロボットと吸着ハンドが食品パウチの移載を、
別のアームロボットとチャック移載用ハンドが金属トレイの回収を担当しています。

安全柵や制御盤も組み合わせ、運用の安全性を確保しています。

導入事例の効果

食品業界における当社の食品パウチ移載システムの導入により、省人化と省力化が実現され、
作業者はより専門的で高度な業務に専念できるようになりました。

最後に

冷凍や冷蔵設備、加熱などの加工装置や空調設備など、様々な設備や複雑な工程を要する食品業界では、
全てを一気に自動化することは困難です。

まず仕分けや箱詰め、移載などの単純作業を優先的に自動化することで段階的に業務効率を向上させ、コスト削減を実現し、
将来的に複雑で高次な工程も自動化を進めていくことで
今後、更に企業の競争力を高めていくことになるでしょう。


サンビットの取り組み

2009年、サンビットは食品関連のお客様から自動化の相談を受け、そのきっかけとなりロボットハンドの開発を始めました。

食品業界におけるロボット導入支援に積極的に取り組み、ロボットハンドの選定と製作、そしてロボットの稼働能力向上に向けたシステム構築のノウハウを蓄積してきました。

また、2014年にはロボットシステム設計開発専用工場を開設し、ロボットの研究と開発に専念しています。

工場の自動化、省力化をご検討の際には、弊社を含めてロボットSIerにご相談ください。

サンビットでは、製造業向けの産業用ロボットや自動機の導入支援を行っています。

ロボットの選定から最適なロボットシステムの設計・施工・保守・メンテナンスまで、ワンストップでサポートいたします。また、補助金制度の申請サポートも行っておりますので、中小企業でも安心して産業用ロボットを導入することができます。

私たちはお客様の成功を支えるために、導入後も評価と改善を継続的に行い、最適なソリューションを提供しています。
ご相談やご要望がありましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。
私たちはお客様のビジネスに貢献し、共に成長していけるパートナーでありたいと考えています。

お問い合わせ

サンビット株式会社
担当:RM部 山野 銀哉
e-mail:g_yamano@sunbit.co.jp

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