2019.02.04
こんにちは、代表の中野です。
個人の生産性を向上させるためには、効率の良いテクニックや業務スキルの習得は当然です。
しかし、そもそも個人の「やる気」が出ないことには生産性は上がりません。
米ギャラップ社の従業員のエンゲージメント調査では、日本企業における「熱意あふれる社員」の割合は6%。
米国の32%と比べ極端に低く、139ヶ国中132位です。
豊かで成熟した日本社会では、がむしゃらに働いても収入が2倍、3倍に増えることはそうあることではありません。
やる気を出しても出さなくても未来は大して変わらない、と思われても仕方ない一面もあります。
社員のモチベーションをあげる取り組みについて、企業や組織でも効果的な施策はいろいろあるでしょう。
しかし個人でもやる気が出る仕組みがあることを、とある新聞記事でみかけました。
個人でもやる気が出る方法。
それはルーティン化です。
やる気を出したいと思う作業の前に、毎回同じ“儀式”をすることです。
これは精神論やオカルト的な話ではありません。
スポーツ医学の分野ではすでに有効性が実証されている考え方です。

野球のイチロー選手も、打席に入る前の特徴的な一連の動作に加え、
毎朝カレーを食べる、試合前に栄養ドリンクのユンケルを飲む、
といったルーティンにより、数々の偉業を成し遂げてきました。
ラグビーの五郎丸選手の「五郎丸ポーズ」、大リーグの前田健太投手の「マエケンダンス」など、
一流アスリートのルーティンは枚挙にいとまがありません。

山口県立大学の研究チームによると、こうした本番前の“儀式が”運動選手だけではなく、
作業や知的労働でも効果的だったと実験で確かめられたそうです。
実験の内容は、「ある特定の動作をしてから作業するチーム」と「何もせずいきなり作業をするチーム」に分け、
「ダーツ」や「記憶ゲーム」をしてもらうというものです。
結果は歴然です。
ダーツでは何もしないチームの誤差が15.8cmだったのが、
ルーティン組の誤差は6.6cmと明らかに精度が高くなったそうです。
記憶ゲームでは、ゲーム中の脳波を測定したところ、
ルーティン組の方が60%も作業に集中していることが判明したとのこと。
山口県立大学の吉村耕一教授によると、“儀式”はなんでも構わないそうです。
などなど。
ただし動作をするだけではダメで、
それをやれば「やる気が上がる、集中できる」とイメージすることがポイントだそうです。
「病は気から」ではありませんが、ルーティン効果を自分自身に
信じ込ませることが大事なようです。
この記事を読み、自分の日常生活を振り返ってみました。
毎朝起床後に、ハンドグリップによる握力運動と足上げ運動がルーティンです。
でもその運動をやることで、「やる気が出る」というイメージは特に持っていませんでした。
今後は、
「よしっ!、これで1日元気に頑張るぜー!!」
と、ルーティン効果を意識しながらやってみたいと思います。
みなさんもやる気が出る仕組み、「ルーティン化」について、
試しに何か実施されてみてはいかがでしょうか。
最適な技術とサービスにより、社会の生産性向上に寄与する
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