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2023.01.16

ベストセラー「お金の大学」読んでみた

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こんにちは。経営管理部の吉村です。

年末が慌ただしく過ぎ去り休みに入ってホッとしたのも束の間、あっという間に新年を迎え2023年が始まりましたね。
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

早速ですが、2022年年間ベストセラー(日販調べ)にあった「本当の自由を手に入れる お金の大学」を読んでみました。

2020年6月に出版された書籍ですが、ロングセラーとなっており以前から気になっていました。

昨年は予想もできなかったほど円安が進み、いわゆる悪いインフレの影響を受けた方も多かったのではないでしょうか。
お給料は上がらないのに物の値段だけが上がっていき、生活が苦しくなったとのニュースをよく見かけました。
そんな経済状況の中、将来の不安を減らすべくお金の勉強を始め、この本に興味を持ちました。

著者の両@リベ大学長さんは Youtuber としてお金に関する情報発信をされており、「両学長リベラルアーツ大学」のチャンネル登録者数は2022年12月時点で222万人となっています。

「お金の大学」を読んだ感想をひとことで言うと、もっと早く読んでおけばよかった‥でした。

今回はその内容を3点ピックアップしてご紹介させていただきます。

1.どういう人がお金持ちなのか

お金持ちと聞くと、みなさまはどのような状態の人を思い浮かべますか?

お金持ち=たくさん稼いでいる人‥

社長さん、お医者さん、芸能人などなど
職業でイメージしがちですが、お金持ちかどうかは職業で決まりません。

お金持ちとは、生活費より資産所得が大きい人だとこの本では定義されています。

資産所得とは資産を働かせることによって得られる所得で、生活費<資産所得の状態が経済的自由です。

生活費が低ければ低いほど、資産所得は高ければ高いほど経済的自由に近付きます。

生活費を減らし資産所得を増やすこと、つまり働かなくてもお金が入り、日々の暮らしに困らない人がお金持ちです。

お金をたくさん持っていても、その分を全て生活費に使っていては経済的自由は手に入りません。

生活のためのお金を気にせず、自分が本当にやりたい事ができる人生への第一歩として、この定義をまずしっかり理解しておくべきだと感じました。

2.お金にまつわる5つの力

人生を豊かにする力として、

  1. 貯める
  2. 稼ぐ
  3. 増やす
  4. 守る
  5. 使う

の5点が挙げられています。

「支出を減らす」、「収入を増やす」、「資産を増やす」、「資産を減らさない」、「人生を豊かにすることにお金を使う」力の5つが重要です。

すぐにでも実践できる見直しポイントが詳しく紹介されており、意外と気付いていない方もいるのではと思う部分が多々ありました。

①の「貯める力」から始めるべきということで、最優先で固定費から見直してみました。

保険やサブスク、通信費や光熱費、家賃など、自分の中では無駄なく必要最低限だと思い込んでいたのですが、
改めて、本当に必要な出費か‥?
とじっくり考え直すきっかけになりました。

格安SIMの利用や電力会社の乗り換えにはすでに取り組んでいたため、大幅な減額とはなりませんでしたが
月3,000円の固定費を削減できました。

毎月の僅かな出費でも、年単位で考えるとその大きさに気付けます。

一度見直せば効果はずっと持続するので、もっと早くやっておけばよかったとつくづく実感しました。

3.サラリーマンの節税は控除がカギ

お給料から毎月勝手に引かれている「所得税」と「住民税」、高いと思ったことはありませんか?

サラリーマンはざっくりの計算でいくと、年収の20%が税金で引かれています。

週5日働くうち、1日は税金を払うためだけに働いているようなものです。

給与天引きだと払うしかないから‥と、税金についてはよく知らない方もいるかもしれません。

「ふるさと納税」や「医療費控除」など、聞いたことはある方がほとんどではないでしょうか。

会社員でも節税のために使えるのに、知らない制度があっては勿体ないですよね。
なんとなく難しそうでよく分からないから、と手を出せずにいる方におすすめできる内容でした。

何から始めたらいいのか分からないけれど、将来のためにお金の勉強はしておきたい!という方は参考になると思います。
無知なまま損をしないためにも、日々学びを忘れないよう意識していかなければと気付かされました。


私自身、まだまだ知らない事実とシビアな現実を学べる本で、
出遅れましたが読んでみてよかったです。

未来予想図を組み立てながら、今後のために今できることからチャレンジしていこうと思います。

一度きりの人生、後悔なく楽しく過ごしたいものです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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