2021.08.18
こんにちは、クラウドソリューション部 カスタマーサクセスチームの坂井です。
「Salesforce アンケート」と「メール to ケース」を組み合わせた使い方を紹介したいと思います。
前回のアンケート機能をご覧になってない方は下記のリンクを先にご確認下さい。
COVID-19感染のさらなる再拡大で、先の見通しがかなり難しい状況なのですが、1ヶ月後になるか半年先になるかわかりませんが、ワクチン接種記録書(証明書)の提示で、
など、旅行業界、飲食業界や、イベント業界で、ワクチン接種記録書の利用したサービスを始める企業も出てくるかもしれません。
海外渡航者向けのワクチンパスポートと、自治体が発行するワクチン接種記録書(証明書)と、まだフォーマットがバラバラですが、ワクチン接種記録書のオンライン上で確認する需要が出てくる日もそのうち来ると思い、今回はワクチン接種記録書をPDFファイルや写真で確認する方法を考えてみました。
また、たくさんの機能を紹介しますので、2回に分けた構成です。
次回は、『Salesforceとの連携機能のご紹介(後編)〜メール to ケースを使ってみよう〜』です。
まずは、Salesforce の連携機能を紹介します。
主に、下記のようなWebのフォームや返信メールから、Salesforce のレコードを作成する機能です。
今回は、メール to ケースについてまとめましたので、ケース全体の運用イメージを紹介します。
ケースの運用イメージ図(一部)

ケースとは Salesforce の標準オブジェクトで、「お問い合わせ」の管理を行う機能です。
メールやWebフォームなどからケースに取り込むことができ、受け付ける内容によって適切なユーザにケースを割り当てる機能があります。
ワクチン接種記録書で例えると、顧客から添付書類を受け取って、オペレータが添付書類を確認、書類に不備がないことを確認できれば、顧客のステータスを更新して、ケースをクローズ(解決済みに変更)するなどの運用ができます。
※ケースとリードの機能はPlatformライセンスでは利用出来ないの注意しましょう。
リードとは見込み客のことで、Webフォームから新規に顧客情報を取り込みます。
商談化すると、リードは商談、取引先、取引先責任者にコンバートできます。
Web制作業者へ依頼、もしくはWebページ作成の知識が必要です。
Webフォームのイメージ

ケースとはお問い合わせのことで、Webフォームから既存顧客のお問い合わせなどを取り込みます。
問い合わせ状況を管理できます。
Web制作業者へ依頼、もしくはWebページ作成の知識が必要です。
メールソフトの返信アドレスを設定することで、返信メールがケースに変換されます。
メール to ケースはファイルの添付の受け取りが可能です。
この3つの機能が一般的です。他にも下記のような機能もあります。
Chatter の質問をケースに変換できます。
アンケートの回答を、ケースなどに変換できます。
※「 Salesforce Feedback Management 」ライセンスが必要です。
デフォルトのWeb to リード
では、添付ファイルが受け取れないので、開発が必要です。
コミュニティサイトや、Chatter でも添付ファイルを受け取る方法もあるのですが、ユーザ登録が必要なので今回は割愛しています。
標準機能で可能です。
ただし、メールのプロトコルを使用するので、セキュリティに注意が必要。
個人情報を含む書類は取扱に注意が必要です。
例えば、第三者がメールサーバに不正アクセスすることによって、送信メールの中身が流出するリスクがあります。
質問の項目にファイル添付を追加できます。
※「Salesforce Feedback Management ライセンス」が必要です。
メールは第3者がメールサーバへログインすることで、情報が漏洩する可能性があります。誤送信や転送の危険性もあり、プライバシーマーク制度でも個人情報を含むファイルをメールの添付ファイルで送信することは推奨されておりません。
メール to ケースは10年以上前からある機能なので状況が変わっている部分なのですが、近年では、メールのセキュリティはないに等しい扱いになっています。
ほとんどのワクチン接種記録書には住所や電話番号など個人情報の記載があるので、PPAP禁止の流れを配慮すると、結果的にメール to ケースの運用は推奨できなくなりましたので、今回の動画は架空の設定の事例紹介の動画になります。ワクチン接種記録書には、個人情報が含まれない前提になります。
個人情報保護とPPAP禁止の観点から考えると、メールで送る場合は住所や電話番号を隠した状態でスマホで撮影した写真を送付など、非効率的な運用になると思います。
新型コロナワクチンの接種が進むアメリカでは、接種を証明するカードが盗まれたり偽造されたりする事件が相次いでいますので、セキュリティの確保は必要です。
個人的な結論としては、「Salesforce Feedback Management ライセンス」ではアンケートでファイル回収ができるので、「個人情報利用の同意」のチェックと「添付ファイル」が同時に取れるので、Salesforce アンケートの添付ファイル回収機能、もしくはWeb to リードに開発で手を加える方法が、ワクチン接種記録書の回収に最適だと思います。
動画では「Salesforce アンケート」と「メール to ケース」組み合わせの運用を考えてみたので、次回詳しく紹介したいと思います。
特殊な使い方をしているので、今回は運用のイメージだけ掴んで頂けると幸いです。
Salesforce アンケート × メール to ケース(添付ファイル) の組み合わせた運用のイメージ図

【動画内容】 (15分程度 ※音声が流れます)
Salesforce にはさまざまな連携機能があることを確認いただき、経済活動の急激な変化への対応のヒント、セキュリティ確保の参考になれば幸いです。
2026.07.27
各社から相次いで登場している「AIエージェント」。情報収集や資料作成、業務ツールの操作まで任せられるようになった一方、現場では「思ったほど使えていない」という声も聞かれます。各社のAIエージェント機能を紹介するとともに、導入がうまくいかない5つの理由を整理。業務の棚卸しや手順の分解、品質基準の明文化など、小さく試しながら実用化を進める方法を解説しています。
2026.07.24
QRコードを悪用したフィッシング詐欺「クイッシング」が増加しています。画像内のURLはメールフィルターで検知されにくく、スマートフォンを経由して偽サイトへ誘導される点が特徴です。セキュリティ意識が高い人ほど狙われる巧妙な手口と、被害を防ぐために実践したい3つの確認ポイントをご紹介します。
2026.07.21
Salesforceの設定・開発を自然言語で支援するAIエージェント「Blaze」と、SlackBotを活用した業務自動化を紹介します。AIは、日々の細かな作業をどこまで効率化できるのでしょうか。設定変更やデータ確認、商談分析、活動登録漏れの検知・入力など、サンビットで実際に構築・運用している仕組みを交えながら、AIに任せる業務と、人がより力を注ぐべき仕事について紹介します。
2026.07.13
『トイ・ストーリー』シリーズを、「必要とされなくなる不安」という視点から振り返ります。ウッディたちが向き合ってきた居場所の変化、役割の終わり、そしてデジタル時代におけるおもちゃの存在意義を通じて、現代を生きる私たちの不安にも重なるテーマを考えます。