2024.02.22
こんにちは、経営管理部の野口です。
今回は、最新の技術が結集されたパラレルリンクロボットの進化についてお話しします。
パラレルリンクロボットは、軽量なものを高速にピックアンドプレースできる産業ロボットの代表格で、精密機器や薬品などの製造工程で活躍しています。
高速ピックアンドプレースは、不定形ワークを苦手とするだろう、繊細なものは潰してしまうだろう、人の手には敵わないだろうと思ってしまいますが、本当にそうでしょうか?
今回は、新しいチャックの進化により、脆く崩れやすい繊細なワークにも対応でき、自動化が可能になった話題をご紹介します。

製造工程において、ピックアンドプレースのような単純な作業であっても取り扱う対象物が脆く崩れやすいと、ロボットの導入は困難でした。
依然として自動化されずに、人間の作業員が配置されているのが実情です。
しかし、新たに開発された創造的なチャックの技術、工夫により、人間の手を借りずに確実にワークの把持が可能となります。
新しいチャックの柔軟性とビジョンシステムを併用したパラレルリンクロボットの精度の融合により、不定形で繊細なワークにも高速なピックアンドプレースが可能となりました。
例えば、近年の冷凍食品は、自然解凍で食べられるものや、焼いたり揚げたりなどの最後の工程の直前の状態のもの、レンジで温めるだけのものなど様々なものが存在します。
おにぎりやパン粉のついた揚げ物など、冷凍前の、より崩れやすい状態でトレイに入れる際には、当然ながら繊細な作業ができる人の作業員が担っていました。
食べ物のように不定形で柔らかく、少しでも強く持ってしまうとボロボロと崩れてしまったり、形が変わってしまうようなワークでも、高い精度で把持できるロボットハンド(チャック)で、トレイに確実に収めることができます。
これにより、人の作業員の単純作業からの解放、そして難易度の高かった食品移載においても品質と生産性の向上が期待できます。
高速ピックアンドプレースを得意とするパラレルリンクロボットは、その多関節構造により高い剛性と正確さを実現しています。
脆く不定形な軽量ワークにチャックを対応させることで、高速に把持&移載を行うパラレルリンクロボットを選択することが可能になります。
作業者が複数人必要だった工程において、ロボットがこれまで以上の精度でワークを処理することで、効率的な生産が実現されます。これにより、コストの削減と生産ラインの合理化が可能です。
このようなチャックの進化は、食品業界における従来の限界を超えた生産プロセスの大きな飛躍とも言えるのではないでしょうか。
弊社は、常に次の課題に向けて研究開発に取り組み、お客様のニーズに応えるために努力しています。
これからも技術の進化に注目し、より効果的で革新的な自動化ソリューションを提供してまいります。
引き続き、サンビットの取り組みにご注目ください。
2009年、サンビットは食品関連のお客様から自動化の相談を受け、そのきっかけとなりロボットハンドの開発を始めました。
食品業界におけるロボット導入支援に積極的に取り組み、ロボットハンドの選定と製作、そしてロボットの稼働能力向上に向けたシステム構築のノウハウを蓄積してきました。
また、2014年にはロボットシステム設計開発専用工場を開設し、ロボットの研究と開発に専念しています。
工場の自動化、省力化をご検討の際には、弊社を含めてロボットSIerにご相談ください。
サンビットでは、製造業向けの産業用ロボットや自動機の導入支援を行っています。
ロボットの選定から最適なロボットシステムの設計・施工・保守・メンテナンスまで、ワンストップでサポートいたします。また、補助金制度の申請サポートも行っておりますので、中小企業でも安心して産業用ロボットを導入することができます。
私たちはお客様の成功を支えるために、導入後も評価と改善を継続的に行い、最適なソリューションを提供しています。
ご相談やご要望がありましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。
私たちはお客様のビジネスに貢献し、共に成長していけるパートナーでありたいと考えています。
サンビット株式会社
担当:RM部 山野 銀哉
e-mail:g_yamano@sunbit.co.jp
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