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2024.07.22

さよなら福沢諭吉

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こんにちは。経営管理部の吉村です。

7月の話題と言えば、2004年以来、20年ぶりにお札のデザインが変わりました。

早速手にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私としては1万円札=諭吉のイメージが定着していたので、なんだか少し寂しいような‥複雑な気持ちです。

とはいえ、日本銀行が紙幣を新しくするのは偽造を防ぐ目的があります。
新紙幣では偽造防止技術を強化し、世界で初めてとなる最先端の3Dホログラム技術を導入しているそうです。
見る位置によって肖像の角度が変わり、すかしの部分には肖像に加えて細かな背景も描かれました。

新紙幣の1万円札に近代日本経済の父と呼ばれる渋沢栄一、
5千円札に日本で最初の女子留学生として渡米し女子専門教育の先駆者である津田梅子、
千円札に破傷風の治療法を開発した細菌学者の北里柴三郎の肖像をデザインします。

今回は、千円札の顔に選ばれた北里柴三郎について紹介します。

私は北里と同じ熊本県の出身なので、このブログが偉大な人物を知るきっかけになれば幸いです。

阿蘇の小国町には北里柴三郎記念館があり、偉業をたたえられています。


1853年1月29日、熊本県阿蘇郡小国町で代々庄屋を務める家に生まれました。

北里は成績優秀で1871年、18歳で古城医学所兼病院(現、熊本大学医学部)にて、オランダ人軍医マンスフェルトに師事し医学への道を志しました。

1874年、東京医学校(現、東京大学医学部)に入学し、在学中に「医者の使命は病気を予防することにある」と確信するに至り、予防医学を生涯の仕事にしようと決意します。

卒業後は内務省衛生局に入局。ドイツ留学で破傷風菌の純粋培養に成功し、さらに破傷風の血清療法を開発するなどの世界的な業績をあげました。

その頃、福沢諭吉はすでに慶応義塾に大学部を設け、偉大な教育者として名を馳せていたそうです。
当時、そんな2人を繋ぐ出会いがあり、福沢諭吉との縁をきっかけに北里柴三郎の人生は大きく変わりました。

福沢に見込まれた北里は、知識を活かし細菌学や免疫学の講習会を実施するなど、教育活動や衛生行政等の分野でも多くの実績を積んでいきます。

さらに、慶応義塾大学医学科を創設し、日本医師会などの各種医学団体および病院の設立など社会活動にも従事しました。

北里が所長を務めた伝染病研究所では、旧千円札の顔であった野口英世など優れた人材を輩出しています。


過去を調べてみると、新紙幣をきっかけに時を越えてまた新たな繋がりが生まれ、素敵なエピソードを知ることができました。

キャッシュレス化が進み、近年は現金にふれる機会が減ってきているので、大量に流通するお札としては今回が最後になるかもしれません。

変わっていく新しさも変わらない良さも感じますが、今を生きる私たちがここに在ることへ感謝を忘れず、日々を過ごしていこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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