2024.07.19
こんにちは、クラウドソリューション部 カスタマーサクセスチームの坂井です。
今回も、前回に続いてカスタム集計項目について説明をします。
前回の「前年対比」に引き続き、今回は、「目標達成率」について説明したいと思います。
前年対比と同じ考え方で、目標達成率も計算できます。

実績は商談オブジェクトを使うのが一般的で、目標数値をどこに持つかがポイントになります。
いろんな方法で実績と目標をグループ化し、グループ集計関数を使って実績 ÷ 目標を計算することで、レポートでも表現が可能になります。
分け方は、データベース構造にあわせて影響の少ない方法を選択するのがベストですが、今回は商談オブジェクトの選択リストを使いました。

今回も、PREVGROUPVAL関数を使用します。
PREVGROUPVAL(集計の値, 集計単位 ,集計のレベル)
種別でグループを分けているので、
合計金額 ÷ PREVGROUPVAL(合計金額、種別、1)
で計算することができます。

目標達成率はグループ化を使わない方法も可能です。
実績金額 = 種別が”実績”のときだけ、金額をカウントするカスタム項目
目標金額 = 種別が”目標”のときだけ、金額をカウントするカスタム項目
この2つのカスタム項目の合計で計算ができます。
実績金額の合計 ÷ 目標金額の合計 = 目標達成率
こちらは、グループ集計関数を使わず、通常の集計項目で計算できます。
グループ集計関数を使った場合は、カスタム項目を作らずに計算できるので早いですが、ダッシュボードで使いにくくなるため、カスタム項目を作った方がいいケースも存在します。
状況によってベストな使い分けをしましょう。
【動画内容】 (9分半程度、※音声が流れます)
前年対比のレポートと違って、目標達成率のレポートには注意点が存在します。
前年対比は前年と比較するだけで、そこまで影響がありませんが、
目標達成率は、目標を登録するため、既存のレポートに影響がでます。
今まで目標を管理していなかった場合は、レポートで目標を除く条件など条件を正しく設定しないと、既存のレポートの金額や件数が実際の数値よりも膨れ上がります。既存のレポートやダッシュボードなど、他の機能に影響が大きい場合は、カスタムオブジェクトで目標オブジェクトを作り、参照項目で商談と目標のリレーションを作ることがお勧めです。
今回はグループ集計関数の使う方法ですが、同じ商談オブジェクトの場合は「金額」とは別に「目標金額」を作成すると、グループ集計関数(PREVGROUPVAL関数)を使わずに、「合計金額 ÷ 合計目標金額」のカスタム集計項目でもっと簡単に計算できます。
Salesforce では、データベースの構造を理解していないと、意図せずレポートの集計が変わってしまうことがあります。そのようなことにならないため、今回の内容を参考にしていただけると幸いです。
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