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2024.02.08
【製造業向け産業ロボット導入事例】自動生産システムの成功例
こんにちは、経営管理部の野口です。
国内における製造業は、国内経済において中心的な位置を占め、多岐にわたる製品の生産に従事しています。
しかし、これらの生産活動においては、安定した生産量や品質向上だけでなく、世界的な課題への新たな対応も迫られています。気候変動や環境問題、そして労働力不足などがその一例です。
特に近年では、地球規模での環境問題への取り組みがますます求められ、製造業においても安全性や環境への配慮が極めて重要な要素となっています。
これらの問題に対処するためには、効率的な生産手法や省資源技術の導入が不可欠です。
こうした背景から、製造業はより持続可能かつ環境に優しい運営を模索していると言えます。
自動生産への移行において、製造業は産業ロボットの導入に着手しています。
これは、労働力不足への対応や環境負荷の軽減など、様々な課題に対する解決策として期待されています。
生産の自動化が進むことで、企業はサステナビリティの観点からも一歩進んだ積極的な役割を果たせるようになるでしょう。
今回は、製造業における「自動生産システム」の導入事例をご紹介します。
自動生産システムの導入
目的と効果
自動生産システムは、セットされたワークを把持し、工程間での搬送を自動化することで、省人化を達成しました。
1名~2名の作業者を削減することで、生産プロセスの効率向上を図りました。
使用機器と役割
ロボット | ワークの移載を担当 |
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ロボットハンド | ワークチャックの移載機能を持ち、複数種類のハンドを使い分けることができる |
安全柵 | 安全対策を確保 |
制御盤 | 全体の制御を担当 |
他の機器 | 装置によりシステム全体がスムーズに動作 |
産業ロボット導入の背景
製造業界では、人手不足や生産プロセスの複雑化により、自動化技術の導入が急務となっています。
異なる形状やサイズのワークを確実にハンドリングできる点は、柔軟性を高める重要な要素です。
一つの工程を担う専用機とは違い、複数の作業をこなしたり、複数品種を生産するロボットの導入に注目が集まっています。
未来展望
製造業における自動化技術の導入は、品質の向上や安定化、省人化だけでなく、生産ラインの柔軟性確保にも寄与します。
今後は、新たな製品規格への対応や生産ライン全体の連携強化が進むでしょう。
また、業界全体でのデジタル化と統合が進み、製造業の未来を切り開く鍵となります。
以上が、製造業向けの自動生産システム導入事例と、その背景・展望についてのご紹介でした。
カメラを使ったビジョンシステムを併用した品種の識別や、画像検査、検品なども自動化することが可能で、更なる生産性の向上が見込めます。
この他の導入事例も是非参考にしてください。
参考にしていただきたい導入事例
引き続き、サンビットの取り組みにご注目ください。
サンビットの取り組み
2009年、サンビットは食品関連のお客様から自動化の相談を受け、そのきっかけとなりロボットハンドの開発を始めました。
食品業界におけるロボット導入支援に積極的に取り組み、ロボットハンドの選定と製作、そしてロボットの稼働能力向上に向けたシステム構築のノウハウを蓄積してきました。
また、2014年にはロボットシステム設計開発専用工場を開設し、ロボットの研究と開発に専念しています。
工場の自動化、省力化をご検討の際には、弊社を含めてロボットSIerにご相談ください。
サンビットでは、製造業向けの産業用ロボットや自動機の導入支援を行っています。
ロボットの選定から最適なロボットシステムの設計・施工・保守・メンテナンスまで、ワンストップでサポートいたします。また、補助金制度の申請サポートも行っておりますので、中小企業でも安心して産業用ロボットを導入することができます。
私たちはお客様の成功を支えるために、導入後も評価と改善を継続的に行い、最適なソリューションを提供しています。
ご相談やご要望がありましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。
私たちはお客様のビジネスに貢献し、共に成長していけるパートナーでありたいと考えています。
お問い合わせ
サンビット株式会社
担当:RM部 山野 銀哉
e-mail:g_yamano@sunbit.co.jp