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2018.10.01

次世代移動通信システム「5G」が実現する未来について

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んにちは、代表の中野です。

次世代移動通信システムである「5G」は、2020年代の実用化を目指しています。5Gの“G”ですが、ギガバイトやギガヘルツと勘違いしやすいですが、ジェネレーション(世代)の頭文字です。

過去の通信規格の世代について振り返ります。

最初の1Gは1980年代です。電話を“携帯”し、場所に縛られず通話することが可能になりました。ただ基本的に用途は通話に限られていましたし、通話料もべらぼうに高かったため、ビジネスの現場ではまだポケットベルが主流でした。外回りの営業の方々に、定期的に公衆電話用のテレフォンカードを配布していたことが思い出されます。

90年代に2Gが登場してモバイル通信サービスができるようになりました。携帯電話でメールの送受信やwebの閲覧が可能になりました。

2000年代に入って3Gになると、さらに大量のデータ通信が可能になりました。ドコモでいうFOMA、KDDIでいうCDMAの時代です。おかげで携帯電話で写真が撮れるようになったり、音楽配信やインターネットができるようになりました。

今の4Gではそれより早いデータ通信が可能になりました。スマホが爆発的に普及したのも4Gになってからです。2011年にはスマホの出荷台数が携帯電話を上回りました。YouTubeなどの動画がサクサクみられるようになったのも4Gのおかげです。

 こうやって80年代から通信の歴史を振り返ると、つくづく便利な世の中になったものだと感慨深くなります。

が、しかし。

生活のさまざまな分野で情報化が進み、社会で求められる通信量は急激に増えています。
国内の移動通信量は年4割ほど増え続けているとのこと。

通信を高速道路に例えてみるとわかりやすいです。

今の4Gは高速道路に相当します。4Gでも十分早いのですが、それでも車(通信量)が増えすぎると限界を迎えます。実際の高速道路も年末年始やGWは大渋滞です。災害時や夜間に通信速度が遅くなるのも渋滞が原因です。

そこで5Gという新しい道路を作る必要が出てきました。道路に相当するのが周波数です。今の4Gは最高3.5GHz(ギガヘルツ)前後の周波数を利用しています。5Gでは28GHzあたりの周波数を使う予定らしいです。

この5G、とにかくすごいです。

今風に言えば、「5G、ハンパねぇ!」という感じです。

4Gと比べて通信速度はなんと約100倍。2時間の動画がたった3秒でダウンロードできます。これまでの通信規格の進化とは異次元の世界です。
5Gのキーとなる技術は、「高速・大容量」、「低遅延」、「多接続」の3つです。
これまでの進化は「パソコンやテレビでできることが、スマホなどのモバイルデバイスでも利用可能になる」という程度でした。

しかしこれからは、
「今まで見たこともなかったサービスが、最初からモバイルデバイスで提供される」
という時代に突入します。

例えば、5GとVRゴーグルを組み合わせることで、わざわざ試合会場に行かなくても、遠くにいながら臨場感あふれる野球やサッカー観戦ができます。視点は自由なので、ピッチャーやストライカーの視点で試合を楽しむことができます。スポーツ選手には簡単にはなれませんが、スポーツ選手になってプレーしているような気分を味わうことが可能となります。

また、同じく5GとVRで、離島に住むお年寄りの遠隔治療も可能になります。これにロボットを組み合わせれば、触診まで可能です。ロボットに触診されることを想像すると薄気味悪いですが・・・。

冷蔵庫の中身もIoTでリアルタイムに把握できます。冷蔵庫にある食材情報はIoTを通してAIに通知され、家族の好みを考慮したメニューや短時間で調理できる即席メニューを提案してくれます。無駄買いもなくなり、働くママは大助かりです。

通信の遅れがほとんどなくデータ送信が可能となり、電車、バス、タクシーなどの自動運転の実用化も後押しします。

父親:「昔、運転手という職業があってね、乗り物は人が運転してたんだよ」
子供:「うっそー、居眠りとかされたら危ないやん!!」

もちろん働き方も変わります。

現在のクラウドコンピューティングは、大容量データを遠隔で扱うには不十分です。5Gが普及すれば、セキュリティも担保された100%テレワーク環境が実現可能となります。

父親:「昔、大人は仕事をするために、毎日会社という場所に通ってたんだよ」
子供:「うっそー、時間の無駄やん!!」

こういったことを想像すると、5Gの社会生活に与えるインパクトの大きさがわかります。

5Gが普及しはじめる2020年代には、デバイスの進化に加えて、ネットワークに繋がる“モノ”が爆発的に増加し、本格的なIoT時代が到来します。もう少し先ではありますが、5Gが普及したその先に、どのような働き方やサービスを展開すべきかというイメージだけは今のうちから持っておきたいです。 

(中野)

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