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2019.11.25
ワークライフバランスと社員エンゲージメント
皆様、こんにちは。
クラウドソリューショングループの高近です。
早いもので、今年も残り1ケ月ちょっととなりました。
今年もいろいろなことがありました。
- 5月の改元
- 9月のインフルエンザ流行
- 消費税増税
- 全国的に台風、豪雨被害
- ラグビーW杯自国開催で初のベスト8入り
特に台風、大雨で亡くなった方も多数いらっしゃいます。
豪雨災害の被害に際し、亡くなられた方に哀悼の意を捧げるとともに被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
最近よく聞くようになった言葉が2つあります。
「ワークライフバランス」と「社員エンゲージメント」です。
ワークライフバランスは「WLB(Work–Life Balance)」と略されることもあります。
言葉の直訳どおり、仕事と生活の調和です。
この考え方が生まれたのは1980年代のアメリカだと言われています。
日本では2007年「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」が策定され、官民を挙げて様々な取り組みが進められてきました。
http://wwwa.cao.go.jp/wlb/government/
最近では子育て・介護支援の強化や働き方改革などの政策により、さらなる企業の取り組みが加速してきていると感じます。
各地でセミナー等も開催されているので、興味ある方は受講されてみてはいかがですか?
※直近では11/28(木)に佐賀で開催されます。
社員エンゲージメント
恥ずかしい話ですが、私はつい先月まで聞いた記憶がありませんでした。11月初旬に株式会社セールスフォース・ドットコム(以下セールスフォース社と記載)主催のワークショップに参加して初めて知りました。
セールスフォース社の解釈では「社員が会社や職場を信頼しビジョンや理念に共感し自発的に貢献や行動すること」とありました。
要するに社員が会社や仕事にどれだけ「働きがい」を感じている(持っている)かということだと思います。
働きやすさ | 社員同士のコミュニケーションが活発で仲間意識を持てる。 |
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やりがい | 会社や部門(上司)のビジョンに共感・信頼ができる。 適切に評価されて自信が持てる。 |
社員エンゲージメントが向上しないとWLBも上手くいかないのではないでしょうか。
IT技術の進歩により、コミュニケーションツールやビジョンを浸透させるツール等多様なサービスが多数提供されています。
社員エンゲージメント向上の推進を、今まで通りアナログなやり方をするか、ITサービスを使って効率的にやるかは経営層の判断次第ということですね。
ちなみに、社員エンゲージメントが高いことによる効果として以下のものがあげられます。
- 売上向上
- 収益性向上
- 生産性向上
- 顧客満足度向上
- 離職率低下
「社員エンゲージメント向上は業績向上の原動力」と言われています。
社員にとっても、会社にとっても良いことずくめですね。