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2021.02.22
働き方
こんにちは。
ネットワークテクノロジーグループの坂口です。
新型コロナウィルス騒動が始まってから1年が過ぎましたが、まだまだ収まる気配はなく、戦いは長引きそうですね。。。
気が付けば、この1年ですっかり働き方が変わってしまいました。
今ではテレワークと言う言葉を耳にしない日はありません、実際、周りを見渡すと大勢の人がテレワークで仕事を行っています。
おそらく、新型コロナウィルス騒動が収まった後も、この働き方のスタイルは変わらないでしょう。と言うより、さらに進化を遂げて行くのではないでしょうか。
振り返ってみると、新型コロナ前も「働き方改革」の名のもと、テレワークスタイルの働き方は、少し始まりを見せていましたが、コロナ禍をきっかけに一気に広がりました。
当初は、いろいろと問題点なども指摘されていましたが、実際に導入してみると意外と機能しているというのが私の感想です。
もちろん、解決して行かなければならない問題点も多々ありますが、まずは、「案ずるより産むが易し」だったのではないでしょうか。
そして、他にどんなものが変化して行くのか、1日の生活スタイルの中で、「これまで」と「これから」の視点で少し考えてみました。

通勤
これまで:
- 通勤ラッシュ時の満員電車に揺られながら、長時間掛けて会社に出勤。
- 繁忙期はついつい終電を逃してしまい、会社にお泊りすることも。
これから:
- 多くの人がテレワーク勤務で毎日の会社通勤がなくなる、通勤ラッシュという言葉も過去のものとなる。
- たまの出勤も、ゆっくり座って読書を満喫。テレワークでの運動不足解消に最適。
オフィス
これまで:
- 立地の良い都市の中心地にオフィスを構える会社が人気。
- 多くの人材を集めるために、立地は重要な条件であったため、高額な出費が必要。
これから:
- テレワークでほとんど出勤することがなくなり、立地条件は特に重要ではなくなる。
- 出勤する人がほとんど居ないため、オフィス面積も大幅に縮小。そこに掛かる費用も大幅に縮小。
- バーチャルオフィス活用により、さらにコスト削減など。
業務スタイル
これまで:
- 労働報酬は、就業開始から退勤までの時間精算。良くも悪くも長い時間働くと収入増加。
- プロジェクトメンバー全員が一堂に会して業務を遂行。
- チーム単位に機能を分担して、チーム内で作業を細分化し、連携し協力して業務を遂行。
- 会議は会議室に集まって実施、直接顔を見ながら意見交換。
- 経験の少ない人はOJT形式で業務を習得。
これから:
- 遠隔のため労働時間による報酬形態は難しく、成果主義による報酬形態へシフト。
- 個々で作業を完結できるよう、作業を細分化した業務割り振りが必要。
- オンラインによる会議やコミュニケーション。どこの誰とでも会話が可能。
- テレワーク主体のためOJTによる業務習得が難しい。(※今後の課題)
コミュニケーション
これまで:
- 重要な報連相は、直接、相手の顔を見て行うことが主体。
- 部下指導や相談も、直接、相手の顔をみて実施。
- 親睦会は全員集まって実施。
これから:
- 重要な報連相であっても、オンライン環境で実施。
- 部下指導や相談も、オンライン環境で実施。
- 飲み会などの親睦会もオンラインが主体。
住居
これまで:
- 会社までの通勤時間を考慮した場所に住居を購入。
- 都心に人が集まり地方の過疎化が進行。
これから:
- 会社までの距離を気にすることなく、好きな場所に住居を購入することも可能。県外、国外、南の島からの勤務も可能かも。※採用も世界中が対象になる?
- 都心からのIターンやUターンで地方に人が分散される。
などなど、少し考えただけでも盛りだくさんですね。
良い面、悪い面、いろいろあると思いますが、一つ一つ、問題・課題を解決して時代は進んで行くことでしょう。
これまでも少し想像はしていましたが、まだ数十年先のことだと思っていたことが、急に実現しようとしている感じがします。
実際、10年後どのような生活スタイルになっているか分かりませんが、おそらく、今の想像を遥かに超えている気がしており、楽しみでもあり、不安でもあります。
時代の変化に取り残されないようしたいものです。
