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2025.07.04
Salesforce のダッシュボードの機能 〜ダッシュボードを作成してみよう〜
こんにちは、クラウドソリューション部 カスタマーサクセスチームの坂井です。
今回は、Salesforce のダッシュボードの作成について説明します。
ダッシュボードとは
Salesforce のダッシュボードは、車のダッシュボードと同じ意味で、会社の状態を可視化するものです。

Salesforce の場合は、グラフや数値のカードなどの集合体になります。
ダッシュボード作成に必要な権限
ダッシュボードの作成には下記のような権限が必要です。
必要なユーザー権限
- レポート実行
- ダッシュボードの作成とカスタマイズ
など
詳細は下記のURLを参考にしてください。
これらの権限を、プロファイルもしくは、権限セットに追加して、ユーザーに割り当てる必要があります。プロファイルと権限設定については、下記の記事を参考にしていただけると幸いです。
ソースになるレポート
ダッシュボードはレポートの集合体です。まずは、ソースとなるレポートの作成が必要です。
ソースになるレポートはダッシュボードの画面の下記の赤枠の場所に表示されています。
レポートの作成方法については、過去の記事を参考にして下さい。
ダッシュボードの作成
ダッシュボードを作成するには、「ダッシュボード」のタブを開いて、「新規ダッシュボード」をクリックします。タブがない場合はアプリケーションランチャーで、ダッシュボードを検索して下さい。
「名前」、「説明」、「フォルダー」を選択して、「作成」をクリックします。
「ウィジェット」を開いて「グラフまたはテーブル」をクリックします。
ソースになるレポートを選択します。
「ウィジェットを追加」の画面で、グラフの設定を選択して「追加」をクリックします。
※詳細は次回紹介します。
もし、複数のグラフを表示したい場合は、再度「ウィジェット」を開いて「グラフまたはテーブル」をクリックします。
追加が終わりましたら「保存」をクリックします。
最後に「実行」をクリックすると、ダッシュボードが表示されます。
【動画内容】(10分程度 ※音声が流れます)
- ダッシュボードとは
- ダッシュボードの作成
- グラフの種類
- KPIのグラフ
- 異常値のグラフ
まとめ
ダッシュボードとレポートの目的は、異なります。
ダッシュボードは、各レポートの概要を把握するのが目的で、
レポートはレコード単位まで掘り下げて把握するのが目的です。
たまに、ダッシュボードでは、レコード単位まで掘り下げれるように、グラフ以外にテーブル形式のコンポーネントも存在します。
テーブル形式が多くなってしまうと、本体の各レポートの概要を、素早く把握できなくなってしまいます。業種によって把握したい範囲(情報量)が異なりますので、適切に設定しましょう。
1つのダッシュボードに20個まで追加が可能です。
次回はグラフの種類について説明したいと思います。
今回は、ダッシュボートの作成の概略について、ご理解いただけると幸いです。