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2021.03.29

ENEOSからレアなガンダムを頂いたので組立・改造したいと思います。 #ガンプラは自由だ

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初めまして。
デジタルエンジニアリングGrのガンプラビルダー赤野です。
ガンプラだけではなく、普段いろんなものを作ってます。

今回作るのは・・・

ちょっと変わった経緯で頂いたガンプラ(ガンダムのプラモデル)なので、
ちょっと変わったものを作ってみました。

知人から「ガンダムのプラモデル貰ったんだけど要らない?」と聞かれたので、
ホイホイ乗っかってみると、ENEOS(ガソリンスタンド)のキャンペーンで貰ったそう。

[▲写真 : パッケージ]

それは、「組み立て体験会専用のプラモデル」でした。
バンダイがプラモデル販売促進の為に、
組み立て体験会イベントを行うことがあるのですが、
そこで使用される、組み立てに道具の要らない、
基本的には白色で、赤・青・黄色のお馴染みの色分けがされている、
組み立てが簡単なプラモデルです。

普通に買うことは出来ないので、ちょっと珍しいものです。

せっかく頂いたものだし、ちょっとだけ凝ってみました。

倒れないように仕込みを・・・

[▲写真 : 足の磁石]

今回のガンプラは、普通に立たせるだけだと、二本の足でしっかり立ちます。
が、今回はちょっと背負わせたいものがあるので、仕込みをします。

鉄板と磁石を用意して、磁石を足の中に入れます。
写真のパーツは靴で言うところの靴底部分です。

磁石でくっつけると、少々重心が高くなっても倒れにくくなり、再配置も可能です。
磁気メディア・・・は今時多くはありませんが、
カードなんかには「磁気の強いものに近付けないでください」と書かれたものもあり、
注意した方がいいかもしれません。

鉄板はホームセンターで、磁石はダイソーで買ったものです。
鉄板は切ることも考えて、金切りばさみで切れそうな厚さのものにしましたが、
結局そのまま使いました。

磁石の接着はこれまたダイソーで買ったグルーガン・・・ですが、付けすぎました。
足がハマらくなったので、この後いろいろ削ってます。

ノズルの作成

[▲写真 : 手に持ちそうな何か]

プラスチックのただの丸い棒は、はじめは真っすぐですが、
ライターなどで熱を加えると曲げることが出来ます。

先端にはノズルっぽく穴を空けています。
棒自体が細いので、先に1mmの下穴を空けて、再度1.5mmの穴を空けています。
今回は一発でいけましたが、真ん中に穴を空けるのはなかなかに難しいです。

ノズル本体は、プラスチックの板を切って重ねて接着しています。

色はノズル部分は鉄のようなメタリックカラーと、
本体部分はオレンジのような赤色に筆で塗っています。

面積の多い部分だと筆の塗りムラが出てしまいますが、
細かい部分であれば分かりにくいです。

ドラム缶の作成

[▲写真 : シンギバース( Thingiverse )]

3Dプリンタでドラム缶を出力します。

ドラム缶のデータはシンギバース( Thingiverse )で公開されていた物を使いました。

Oil drum 200L (scale 1:14)

シンギバース( Thingiverse )は、3Dプリンタ用のデータが数多くアップロードされており、誰でも無料で使用する事が可能です。

こういうサイトは他にも色々あり、興味は尽きませんが、
見ているだけで時間が過ぎていくので注意が必要です。

同じデータではありませんが、
3Dプリンターの出力の様子は、過去に森田さんがブログの記事にしてくれていますので、
よろしければご参照ください。

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いよいよ・・・

完成しました。

『 ENEOS ガンダム』とでも名付けましょうか。

ENEOS のロゴのイメージカラーの赤とオレンジをメタリックに塗ってみました。
元々のプラスチックの青色や黄色の上からそのまま塗っていますが、
それがかえって色合いを微妙に変え、面白くなったと思います。

ドラム缶は靴底と同じく、背中とドラム缶に仕込んだ磁石でくっついてます。

普通のプリンターでロゴマークをラベルシートに印刷して貼り付けています。
ラベルシートはこれまたダイソー。サンキューダイソー。ダイソーフォーエバー。
足元の鉄板にも同様に貼り付けています。

ドラム缶から手元のノズルには電線を使ってホースを作っています。
実際はガソリンを吸い上げるポンプに当たる部分が必要だと思いますが、
まぁ、お気になさらず・・・
(それを言い始めたらガンダムがドラム缶を背負うのがそもそも・・・とか・・・ねぇ?)

ドラム缶の塗装の様子を動画にしてみました。
こことは別に細々と動画を作った事もありますが未だに試行錯誤です。
(音が出ますので、ご注意ください)

最後に

今回、というか、普段ガンプラを作る際は、
「普通に組み立てるだけ」だったり、
「色を塗ったりするだけ」だったりで、
「表面を削る」とか「合わせ目を消す」とかは一切やってません。

プラモデルの作り方について、
ごく一部の人が「こうあるべきだ」と強く論じられていたりします。
(それが間違いとは申しませんが・・・)

ですが、自由に作ってよいもののはずです。

「ガンプラは自由だ」と、
バンダイが公に唱えたメッセージもあるぐらいです。

このような時勢ですから、ネット通販もいいですが、
値段が高騰している場合もありますので、
人の少ない時間帯に、感染対策なされたうえで、
お近くのホビーショップ等、
覗いてみるのも良いのではないでしょうか。

皆さんも何か作ってみるのはいかがでしょうか。
なかなかに面白いものですよ。

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