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2022.05.16
Optimizer(オプティマイザ)で、Salesforce の健康診断
こんにちは、クラウドソリューション部の西川です。
Salesforce を何年も使っていると、試行錯誤して作った項目やレポート、ダッシュボードなどが無限に増え続けていると思います。
毎年見たい指標が変化したり、その時は必要だと思って頑張ったレポートも時が過ぎ、今では全然使われなくなったものも多いと思います。
整理整頓がしっかりしたシステム管理者さんが管理する Salesforce 組織だと、ありえないと思いますが、複数の人が思い思いに色々なレポート、ダッシュボードを作っている組織では使っていないレポート、ダッシュボードなどがそのまま放置されているケースが多いのではないでしょうか?
管理者も不要なものは消去しようと思っても、「もしかしたら誰か使っているかもしれない」、「消すとなにか影響しそう」となると慎重にもなるというものです。
そこでオススメしたいのが、オプティマイザの機能です。
Optimizerとは最適化という意味もあるので、Salesforce 環境の健康診断ツールのような存在ですね。早速機能を利用してみましょう。
まずは設定から「オプティマイザ」を選択します。
ガイダンスには少なくとも四半期に一度は実行しましょうと勧められています。
設定で毎月実行する事も可能です。
※初回の方はオプティマイザを実行する為にアクセス権の許可が必要です。
アクセス権を許可したら「オプティマイザを開く」を押して先に進みましょう。
左上の「Optimizerを実行」を押すと診断が開始されます。
組織の内容によりますが、実行を押して結果が出るまで、しばらく時間が掛かるので少々待ちましょう。
結果が出たらメールで通知が届きます。
それではオプティマイザの結果を見てみましょう。
使われていない項目やレポート、ダッシュボード、他にもセキュリティの対応が必要なものも色々と検出し対処方法も教えてくれます。
オプティマイザを使い、定期的に Salesforce 環境の健康診断をする事で、メンテナンスも容易となりユーザーが使いやすい環境が提供できますね。
オプティマイザは無料で使える機能なので、是非使ってみてください。