2022.07.04
代表の中野です。
世は断捨離ブームです。
わが家でも着用回数がめっきり減ったスーツやワイシャツ、私服などをだいぶ処分したのですが、捨てるに忍びない服がありました。
20代前半のとき、安い給料をやり繰りして革製品の専門ショップで大枚はたいて購入した黒いハーフコートです。
断捨離するかどうかウジウジ悩んでいたところ、思いついたのが「リメイク」です。
ネットで探したら、福岡市内にいくつか革のリメイクショップがみつかりました。
その中から個人で営業されているお店にあたりをつけ、くだんのコート持参で訪問します。

まずは、30代後半とおぼしき店主による素材(コート)の品定め。
「いい革ですね。ちゃんと手入れされてますし、裏地もお洒落です。こういう革製品はなかなかお目にかかれないですよ」
という、嬉しいコメントをいただきます。
自分の身内をほめていただいたようで、なんだか誇らしくなります。
こちらが加工前のコートです。
今回はこのコートを、以前から欲しかったトートバッグに仕立てていただくことにしました。
まず、バッグのデザイン、大きさなど全体像を固めます。
次に、裏地の素材や色、ファスナーとボタンの種類、取っ手の幅や長さ、ポケットの位置やサイズなどを決めていきます。
何気に使っているバッグ一つとっても、製品に至る工程の打ち合わせで、決めるべきことの多さに気づかされます。
細部を決めたあとは、店主の腕にゆだねます。
興味があったので、制作過程の画像もLINEで送っていただくようにお願いしました。
こちらが加工中の画像です。
・・・
二ヶ月後、店主より完成したという連絡がありました。
いよいよ待ちに待ったリメイクバッグとの対面です。
ペイズリー柄のコート裏地はそのままバッグの裏地として活用し、
寒い時に手を突っ込んでいた外ポケットも、バッグの内ポケットとして流用していただきました。
靴でも道具でも、新品はなじむまで時間がかかります。
もともと自分が使い込んだ洋服だからか、このトートバッグは手にした瞬間からしっくり順応するような感覚です。
クローゼットの奥深くで長年くすぶっていた代物が、リメイクで息を吹き返す。
これも一つのSDGsといえるでしょう。
お気に入りのバッグに仕上げていただいた店主さんとの出会いに感謝するとともに、外出時のお供として愛用したいと思います。
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