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2024.05.10

Salesforce のレポートの機能 〜レポートで半期の集計をやってみよう(後編)〜

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こんにちは、クラウドソリューション部 カスタマーサクセスチームの坂井です。

今回は、前回に続いてレポートの行レベルの数式について説明をします。

半期の集計はどうやって行うか?

半期の集計はカスタム項目でも可能ですが、今回は行レベルの数式を使う方法を紹介します。
デフォルトでは、レポートの集計は「年、四半期、月」はありますが「半期」はありません。
行レベルの計算式で、判定する数式を作成します。

4月が期首月と仮定すると、

計算結果
  • 1→ 翌半期
  • 0→ 当半期
  • −1→ 前半期

と判定するような数式を作成します。

考え方

Excel の DATEVALUE 関数では
  • 1900 年 1 月 1 日 → シリアル値に変換して「1」とカウント 
  • 1900 年 1 月 2 日 → シリアル値に変換して「2」とカウント 
  • 1901 年 2 月 1 日 → シリアル値に変換して「32」とカウント

とカウントします。

半期でも同じようなシリアル値を計算します。

  • 年✕12+月

例えば、

  • 2024年4月 → (2024✕12 + 4) ÷ 6か月 = 24288(端数切り捨て)
  • 2024年10月 → (2024✕12 + 10) ÷ 6か月 = 24289(端数切り捨て)

2つの日付の差 → -1

この差は、半期単位のグループの差として扱うことで、半期を相対的に集計します。

数式

上記をまとめて、更に期首月も考慮すると下記のような数式になります。

FLOOR((YEAR(対象の日付)*12 +MONTH (対象の日付)-期首月)/6)
-
FLOOR((YEAR(本日))*12 +MONTH (本日())-期首月)/6)

さらに実際の行レベルの数式になおすと、下記のような数式になります。

FLOOR((YEAR(CLOSE_DATE)*12 +MONTH (CLOSE_DATE)-4)/6)
-
FLOOR((YEAR(TODAY())*12 +MONTH (TODAY())-4)/6)

※期首月は4月

使用している関数は

  • FLOOR:端数切り捨て
  • YEAR:年を数値として返す
  • MONTH:月を数値として返す

【動画内容】 (8分程度 ※音声が流れます)

  • 行レベルの数式
  • 演算子と関数
  • 曜日の計算
  • 半期の計算

まとめ

行レベルの数式は、その場で作れてグループ化に使えたり検索条件にも使えますが、1レポートに項目一つまでしか設定できません。
よく使う項目であれば、カスタム項目の数式項目を作成します。
しかし、カスタム項目はシステム管理者しか作れませんし、時間がかかります。

両方にメリット、デメリットがあるため、ざっくりと下記のような運用がオススメです。

  • 全社レベルで行う計算 → 数式項目
  • 個人レベルで行う計算 → 行レベルの数式

行レベルの数式はたくさんのパターンがあるため、今回は一部のみしか紹介ができませんが、是非参考にしていただけると幸いです。

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