Blog

BLOG

2022.09.05

テレワークか出社するかの論点について

このエントリーをはてなブックマークに追加

代表の中野です。

「毎週、最低40時間オフィスで働くのが嫌だという者は、他の就職先を探すべきだ」

イーロン・マスク氏が、自身が率いるテスラと宇宙企業スペースXの社員に5月31日に送ったメールです。

マスク氏は従業員に対して、快適な在宅勤務をあきらめてオフィスに出勤するよう強く求めました。
従業員に対し、テレワークから出社を呼びかけたい世の経営者からすれば、拍手喝采かもしれません。

反対に快適な在宅勤務にすっかり慣れた従業員からすれば、奈落の底に突き落とされた気分になったでしょう。

今後のワークスタイルに対する企業方針は、3つに大別されると予想されます。

  • 1.テレワークから全社的に出社に戻すタイプ(テスラなど)
  • 2.テレワークから一部出社に戻すハイブリッド型(Google、Microsoftなど)
  • 3.テレワークを全社的に継続、推進するタイプ(NTT、富士通など)

テレワークを継続するか否かは、業種の特殊性と経営者の考え方に左右されます。

工場、物流、医療、飲食サービスなど、テレワークが困難な仕事は論じるまでもありません。

論点はテレワークできる職種でありながら、「出社」を義務付けるケースです。

当社は業種がIT関連ということもあり、社員の8割はテレワークを継続しています。

では、テレワークがやりやすいIT企業がすべてテレワークに移行しているかといえば、決してそうではありません。

IT企業といえども、経営者の方針によってテレワークではなく出社を義務付ける会社も少なくないからです。

会社がテレワークへの移行を逡巡する理由として、以下のようなことが挙げられます。

  • そもそも仕事は会社でやるべき、という経営者の信条
  • 社員が自宅で仕事しているかどうか心配
  • 周りに人や部下がいないと不安
  • 情報漏洩リスク
  • テレワーク移行へのさまざまな制度変更が面倒

テレワークにすべきか、出社に戻すべきか。

会社の方針によるものであって、正解はありません。

ただ、いずれかを選択するうえで、押さえるべきポイントは次の三点ではないかと考えます。

  • お客様にご迷惑をかけていないか
  • テレワークで業績は低下していないか
  • 社員の働き方に対する満足度



ちなみに弊社の場合ですが、コロナ前よりシステムはクラウド化していたため業務に支障はほとんどありません。

コロナが2類から5類に格下げされても、出社に戻すつもりはありません。

テレワークを継続しつつ、ストレスチェックやテレワークアンケートを実施し、定期的に社員さんの心身の状況把握に努めていく方針です。

働き方が変わる以上、労働条件やルールの見直しは必須です。

ジョブ型への移行を見据えつつ、今期より残業の有無にかかわらず一定の「みなし残業手当」を支給することにしました。

難易度が高く、品質の良い仕事を短時間でこなす社員が、よりよい報酬をもらえるという、当たり前の仕組み作りに取り組んでいきたいです。

テレワークのデメリットの一つに、他の社員の状況が見えないことが挙げられます。

今期より、テレワークで働く社員の状況が視覚的にわかるVRツールを導入しました。
VR上でチャットや立ち話もできますし、使い勝手は上々です。

テレワークで注意すべき点は、時流に乗っていると勘違いし、浮かれ気分で社員の気持ちを蔑ろにしたり、置き去りにすることです。

テレワークを継続しながらも、社員同士が直接コミュニケーションできる場や機会を模索しつつ、心の様相に焦点をあてた、本質的な改善、改革を心がけていきたいです。

顧客満足と社員満足の追求に終わりはありません。

カレンダー

«9月»
    1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のエントリー

「一倉定の経営心得」に学ぶ経営の本質について

2026.06.01

一倉定氏の著書『一倉定の経営心得』を通じて、経営の本質を考察しました。「会社の真の支配者は、お客様である」「優柔不断は、誤った決定よりなお悪い」など、厳しくも核心を突く提言から、社長の決断力や顧客視点の重要性をあらためて実感した内容です。

バンジージャンプやってみた

2026.05.25

熊本県五木村で体験した、人生初のバンジージャンプについて紹介します。高さ66mのジャンプ台、飛ぶ順番を選べない緊張感、スタッフの勢いあるカウントダウンなど、飛ぶ直前の恐怖がリアルに伝わります。飛び終えた後の達成感や爽快感、五木村の自然の美しさも印象的な内容です。

AI活用時代に私たちが直面する新たなリスクと向き合う【第15回 情報セキュリティブログ】

2026.05.22

生成AIの普及により業務効率が高まる一方で、AIを悪用したフィッシングメールやマルウェア作成、ディープフェイク詐欺などのリスクも広がっています。さらに、業務利用では機密情報の入力、誤情報の利用、著作権侵害にも注意が必要です。AIを安全に活用するため、入力情報の管理、出力結果の確認、不審な連絡への本人確認の重要性を解説します。

走った記念を集める楽しみ「国道ステッカー」

2026.05.18

旅先や休日のお出かけで、国道ステッカーを集めてみませんか。販売店は道の駅だけでなく、コンビニや温泉施設、フェリー内売店などさまざま。現地でしか買えないため、販売店を探す時間も楽しみのひとつです。走った道の記憶を残しながら、気軽に旅の楽しみを広げられそうです。

アーカイブ

ブログ内検索

  1. TOP
  2. BLOG
  3. テレワークか出社するかの論点について