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2025.06.23
トキメキが蘇る平成女児ブーム
こんにちは。経営管理部の吉村です。
最近、ファッションやカルチャーの世界で「昭和レトロ」に続き「平成レトロ」が注目され、キラキラしたデザインやガーリーなものが再評価されていることをご存知でしょうか。
そんな中「平成女児ブーム」として、当時流行していたアイテムやファッションブランドが再び注目を集めています。
今回は、その世代ど真ん中を生きてきた私が小中学生だった頃の懐かしい時代を振り返りながら、現在のブームについて紹介させていただきます。

「平成女児ブーム」とは
「平成女児ブーム」とは、1990年代後半から2000年代初頭に小学生だった女性たち(主にZ世代やミレニアル世代後期)を中心に、当時流行したキャラクター、ファッション、おもちゃ、アニメなどの「平成女児カルチャー」が再注目され、懐かしさや可愛らしさからブームとなっている現象です。
おおよそ平成10年~20年頃に幼少期を過ごした世代をメインに巻き起こっています。
平成女児ファッションの特徴は、とにかくカラフルでキラキラです。
原色カラーの大胆な組み合わせ、キャラクタープリントやロゴ、ラインストーンの眩しい装飾が魅力でした。
自分らしいおしゃれを楽しんだあの日々はトキメキの宝庫で、自由な発想で「可愛い」を追求した時間が今も心に輝いています。当時憧れていたファッションブランドの数々は忘れもしません。
私は特にBETTY'S BLUEのエイミーちゃんというピンク色のクマのキャラクターが大好きでした。
そのショップで商品を購入するとイチゴ柄の可愛らしいショッパーをもらえるのですが、持っているだけで少しお姉さんになれたような気分を味わえる魔法のアイテムだったのを今もよく覚えています。
しかし、子供服ながら一着一万円以上するものがほとんどで、そんなお洋服を着て外で遊びまわっていたことを思い出すと、無邪気な時もあったなぁとしみじみ感じます。
時代は変わり、憧れだったブランドのキャラクターグッズやお洋服が、今では比較的安価で手に入るようになりました。
子供時代に多くは買えなかったものたちを、自分の力で大人買いできるようになった達成感は格別です。
当時好きだったものが現代に舞い戻ってきた喜びは大きく、SNSや街中で見かける度に嬉しい気持ちになります。
青春の記憶に触れて需要が高まったことと、平成を知らない若者世代でも新鮮でユニークなデザインとしてトレンドに取り入れられたことで人気に火が付いたのでしょう。
平成女児ブームは、単なる流行を超え、「可愛い」の原体験を形作ってくれました。
あの頃の自由な発想や自分の「好き」を表現する楽しさは、大人になっても生きています。
忙しい日常でもキラキラした記憶が蘇ると、元気をもらえる気がしますね。みなさまの心に残る思い出深い平成ならではのアイテムは何かありますか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。