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2026.03.13

社長を騙りLINEに誘導する「CEO詐欺」の手口【第14回 情報セキュリティブログ】

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こんにちは
サンビット情報セキュリティ委員会の吉岡です。

最近は暖かくなったかと思えば、朝夕はまだ肌寒い日が続くなど、着るものにも注意しておかないと体調を崩しそうになります。

さて、昨年の12月上旬から、社長など法人組織の代表を騙り、LINEなどに誘導する手口の詐欺が急増している状況です。

これは、従来のビジネスメール詐欺(Business Email Compromise)の手口を応用し、特に「CEO詐欺」と呼ばれるものです。
BECは企業向け「オレオレ詐欺」などと言われることもあります。

トレンドマイクロ社の資料によると、2022年のビジネスメール詐欺検出数が38万件だったのに対して、2024年は約50万件と、増加傾向にあることが分かります。

出典

トレンドマイクロ製品による「ビジネスメール詐欺(BEC)」の検出数(全世界)

従来の「ビジネスメール詐欺」とは何が違うのか?

  • LINEなどの別のツールでやり取りするように誘導しています。メールでのやり取りは最低限にすることで、セキュリティソフトによる検出回避を狙っています。
  • メールは複数のパターンがあり、件名が法人組織名、From表示名は社長名などが代表的です。
  • メーラーで表示されるFromが社長名などのため、一見すると本人から送付されているように見せかけています。

CEO詐欺のその他の特徴

  • 現時点では、CEO詐欺を行っているサイバー攻撃者グループや、関連する国を断言できる情報はありませんが、トレンドマイクロの調査では、多くのメールで中国製のメールソフト「Supmailer」が使われていることが確認されています。
  • 偽装する会社の代表名などが簡体字になっているケースも複数確認されています。
  • メールの送信はある程度自動化されていると推察されており、自動化においてAIが悪用されていると思われる証跡があります。

サンビットの取り組み

フィッシングメール詐欺、ビジネスメール詐欺、CEO詐欺とメールに関するサイバー攻撃は、AIを巧みに利用し、自動化されることで、数多くの攻撃がより複雑に行われています。この状況を再認識し、「不審に思う」意識づけをしていくことが自己防衛につながると考えています。

周りの同僚への声かけはもちろん、情報共有を今後も継続して行いたいと思います。

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