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2019.12.16

科学技術予測調査にみる現実的な近未来

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みなさん、こんにちは。
経営企画グループの本多です。

今年のノーベル化学賞に「リチウムイオン電池」のもとになる電池を開発した吉野彰さんが選ばれたことは大きなニュースとなりました。
私個人的には、やはり携帯電話、ひいてはスマートフォンの発展に多大なる貢献をされたということで
十分に恩恵を受けていますし、この度の受賞は大変喜ばしいことだと思っております。
スマホがない時代には、寝っ転がったままインターネットに繋がることができるなんて
想像もできなかったですよね。文字通りリチウムイオン電池に足を向けて寝ることはできないです。

このように科学者や研究者の方々の発明や開発で人類は豊かな暮らしを手に入れてきたわけです。

さて、唐突ですが、文部科学省の管轄で「科学技術・学術政策研究所(NISTEP)」という機関がありまして、
「科学技術予測調査」なるものを行っており、5年に一度報告書を出していたことをご存知でしょうか。
かくいう私もつい今しがた知ったのですが、その第11回目の調査結果が2019年の11月1日に公表されています。

第11回科学技術予測調査とは、

次期科学技術基本計画を始めとする科学技術イノベーション政策⽴案のための基礎的な情報を提供することを⽬的として実施。多数の専⾨家の知⾒を集約し、科学技術の発展による社会の未来像を描く。
2040年をターゲットイヤーとし、2050年までを展望。

とのことです。

その報告書では、様々な科学技術トピックについての重要度や国際競争力について、
また、実現すると予測される時期、課題や必要な政策などをスコアとして集計し、
その結果が記載されています。

資料は小難しいところもありますが、
「近未来では新しい技術によって私達の暮らしがどのように変わっていくのか、
また、それは実際いつ頃実現されるのか」という観点で見ると興味深く読めました。
(全部は読んでないですが。。。)

調査分野は下記の7つに分かれており、その科学技術トピックの総数は702件に及んでいるとのことです。

  1. 健康・医療・⽣命科学
  2. 農林⽔産・⾷品・バイオテクノロジー
  3. 環境・資源・エネルギー
  4. ICT・アナリティクス・サービス
  5. マテリアル・デバイス・プロセス
  6. 都市・建築・⼟⽊・交通
  7. 宇宙・海洋・地球・科学基盤

今回は紙面の関係もありますので、当社も関連する「④ICT・アナリティクス・サービス」の分野から
個人的に興味を持った(私でも理解できそうな)トピックをご紹介したいと思います。

まずは、身近な生活に関わるトピックから

すべての経済取引を電⼦化する技術(すべての貨幣が電⼦マネーとなって現⾦が消滅し、貨幣経済の仕組みが根本から変わる)(社会的実現時期:2032年)

→ キャッシュレス決済が普及してきていますが、いずれは全てが電子化されるのでしょうね。

⾃⽴した⽣活が可能となる、⾼齢者や軽度障害者の認知機能や運動機能を⽀援するロボット機器と、ロボット機器や近距離を低速で移動するロボットの⾃動運転技術(社会的実現時期:2030年)

→ 介護人材の人手不足解消まで、あと10年ということでしょうか。

当⼈の代わりに買い物をしたり、他の⼈と出会ったりすることを実現する、等⾝⼤のパーソナルロボットやテレプレゼンスロボットの開発と普及(社会的実現時期:2031年)

→ コピーロボットが具現化する!

都市空間のすべての⼈や⾞両(鉄道⾞両、⾃動⾞など)の位置情報がリアルタイムに把握可能となる都市全体の効率良い交通管制システム(社会的実現時期:2030年)

→ これが実現した社会に興味があります!交通事情は今とは大きく変わっていることでしょう。

次に私達の仕事に関するもの

AIによる予算執⾏、多⼈数の会議の時間と場所の調整、業務に必要な資料の準備、提案書や報告書の作成等の秘書業務代替システム(社会的実現時期:2030年)

→ 人間が行う仕事が減っていくのは間違いなさそうです。

三品産業、サービス産業、物流産業に作業⽤ロボットが広く普及することによる、無⼈⼯場、無⼈店舗、無⼈物流倉庫、無⼈宅配搬送の実現(社会的実現時期:2029年)

→ 弊社もロボットを使った工場の自動化に取り組んでいます!

AIが普及し、⼤半の業務を⾃動化することができるようになることで、現役世代の約30%が働かない社会となる(社会的実現時期:2036年)

→ 約30%の働かない人はどうやって生計を立てるのでしょうか?ベーシックインカムが実現するのか?人々の価値観も大きく変わりそうですね。

最後にIT業界に関係があるもの

AI技術等を活⽤したソフトウェアによるプログラムの⾃動⽣成、⾃動デバッグ、⾃動検証、⾃動テストが可能になることで、ソフトウェアの⽣産性が⾶躍的に向上し、世界中のオープンソース・ソフトウェアモジュールがワンストップで検索・ダウンロード可能になる(社会的実現時期:2032年)

→ これが俗に言うAIがプログラムを組んでソフトウェアを作るということだと読み取りましたが。。
あと12年後、我々のようなソフトウェア開発会社はどうなっているでしょう?

 

 

他にも興味あるトピックはいろいろあったのですが、
長くなってきましたのでここまでといたします。

ご興味ある方は下記リンクから報告書を見ることができます。

あくまでも予測ですので、本当に実現する時期については前後するとは思いますが、
早いものだと10年以内の予測となっているものあります。
そそるぜこれは・・・!!

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