Blog

BLOG

2026.02.24

神社の整備 - イノシシ師匠からのダメ出し

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。技術部第1グループの松末です。

寒さも緩んできて、庭の梅の花も咲きだしました。

外で作業をするにはちょうどよい季節となりましたが、秋(前回の記事)以降、なかなか時間が取れず、神社周辺の整備は、ほとんどできていません。

先月、久しぶりに湧き水のところにいってみたのですが、予想以上に酷いことになってました。

イノシシ師匠からのダメ出し

冬は水位が低くなるため、最低限の水の道を確保しておかないといけないと思い、湧き水の様子を見に来てみたのですが。。。

誰かに荒らされてしまっており、去年の整備前よりも酷い状態となってしまいました。

でも、すぐに誰の仕業かはわかりました。

01 イノシシ師匠からのダメ出し

この付近は、よくイノシシが目撃されており、イノシシが掘ったであろう穴もたくさん開いています。

今回は、イノシシ師匠のダメ出しを食らってしまいました。

見た目ばかり気にして、人間の都合の良い形にし過ぎていたのかもしれません。

まず、画像上部の花壇に植えていたアヤメは、掘り返されて花壇の跡形もありません。

さらに、掘り返された土で完全に水の流れが止まってしまっています。

中央には、山をイメージして土を盛り上げていたのですが、それも跡形もなく崩されてしまいました。

昨年は、雨が少なかったようで、水位の下がる時期が早かったように感じます。

それも関係しているのかもしれません。

湧き水が枯れてしまいました

2月初旬、とうとう湧き水が枯れてしまいました。

現在も全く水が湧いてきていません。

ニュースでも報道されているように、今年は水不足が深刻のようですね。

直接の原因は、雨が少ないことなのかもしれませんが、

山の保水力が低くなってしまっていることが根本的な原因であるように思います。

山の保水力が下がると、豊かな自然を保つことはできません。

日本各地で発生しているクマ被害などが、それを裏付けています。

一応、Geminiさんにも聞いてみました。

Geminiさんは、「人と山の関係性の希薄化」が根本原因だと言っています。

日本の山の保水力が低下しているという問題、実は「雨が少ない」ことよりも、**「山の質が変わってしまった」**という構造的な問題が根深く関わっています。

具体的に、どのようなメカニズムで保水力が失われているのか。

1.人工林の放置(手入れ不足)

戦後、日本は拡大造林政策によって、保水力の高い広葉樹(ナラ、ブナなど)を伐採し、成長の早い針葉樹(スギ、ヒノキ)を大量に植えました。

過密状態: 木材価格の下落などで手入れ(間伐)がされなくなり、木が密集しすぎています。

地面の砂漠化: 木が密集すると日光が地面に届かず、下草が育ちません。すると地面の土がむき出しになり、雨水を蓄える「ふかふかの腐葉土層」が流出して、地面がカチカチに固まってしまいます。

2.樹種の偏り

「緑があれば保水力がある」と思われがちですが、実は樹種によって能力が異なります。

広葉樹: 広葉樹は、根が深く、複雑に根を張り巡らせます。また、落葉が厚い腐葉土を作り、「天然のダム」としての役割を果たします。

針葉樹: 広葉樹に比べると根が浅く、単一樹種ばかりの山は土壌を保持する力が弱くなりがちです。

3.野生動物による食害

シカなどの野生動物が増えすぎたことも大きな要因です。

下草の消失: シカが地面の草や若い木の芽を食べ尽くしてしまうことで、山の保水に不可欠な「地表の植生」が消滅します。

表土の流出: 草がなくなると、雨が降った際にダイレクトに土を削り取り、保水層そのものが失われてしまいます。

4.土壌微生物の減少

健全な山は、目に見えない微生物やミミズなどが土を耕し、スポンジのような構造(団粒構造)を作っています。しかし、放置された暗い森ではこれらの生態系が崩れ、水を通しにくい「死んだ土」に変わってしまっています。

うすうす気づいてはいたのですが、以前の豊かな山に戻るまでには、100年以上かかりそうですね。

神社の整備はしばらくお休みします

まだまだ、やることはたくさんあるのですが、体調を崩してしまいまして、神社周辺の整備は、しばらくお休みすることにしました。

最初の藪の伐採作業の記事から2年半ぐらいが経過して、装備も充実してきており、スキルもアップしてきていたところだったので非常に残念です。

カレンダー

«2月»
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

最近のエントリー

ラージボール卓球 ~2025年度ラージボール卓球選手権大会(年齢別シングルス)

2026.04.13

2026年2月に開催された佐賀県ラージボール卓球選手権大会に出場し、60~64歳クラスで優勝した体験を振り返ります。予選リーグを順調に勝ち上がり、トーナメントでは日頃から対戦経験のある選手との接戦を制して決勝へ。決勝ではファイナルゲームまでもつれる白熱した試合となり、最後は接戦をものにしました。これまでの経験や戦術の変化を実感しながら、試合ならではの緊張感も味わうことができました。

「未来屋書店」100人の作家が教えてくれる読書の本質について

2026.04.06

未来屋書店の特別企画「作家100」を通じて、読書の本質について考察しました。100人の作家による直筆の言葉からは、本が持つ力や価値が多角的に浮かび上がります。本を読むことの意味をあらためて考えたくなる内容です。

1980年代のとある小学生の遊び

2026.03.30

息子の遊び方と比べながら、私が小学生だった1980年代後半から1990年頃の遊びを振り返りました。缶蹴りやケイドロ、ろくむし、秘密基地づくりなどの外遊びに加え、迷路づくりやミニ四駆、ファミコンといった遊びにも夢中でした。日が暮れるまで友達と遊び、夕方に家へ帰る――そんな懐かしく幸せだった時間を思い出しています。

泣ける卒業ソングBEST3!

2026.03.23

卒業シーズンに聴きたくなる曲を、私の思い出とともにBEST3形式で紹介します。それぞれの曲を聴くと、中学生の頃の悩みや放課後の何気ない時間、小学校の卒業式の記憶がよみがえります。懐かしさや少しの切なさを感じながら、春の節目に前向きな気持ちをもらえる卒業ソングを振り返りました。

アーカイブ

ブログ内検索

  1. TOP
  2. BLOG
  3. 神社の整備 - イノシシ師匠からのダメ出し