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2020.04.27

41歳営業、福岡で家を買う(つもり)。

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こんにちは。経営企画グループの本多です。

皆様、できる限りの新型コロナウイルス対策に励んでいらっしゃいますでしょうか。
感染者数がピークアウトに向かうまでは気を緩めず頑張っていきましょう!

※今回のブログでは私的な内容を含みます。会社のブログで書いて良いものかと思いましたが、お目汚しをご容赦ください。

私事ですが、2021年4月には私の下の子供が小学校に入学することや、
妻からの強い要望もあり、私の年齢も考慮するとそろそろギリギリかもと思い立ち、
2020年度中にマイホームを購入すべく動き出すことにしました。

これまでも決してマイホームの購入を考えていなかったわけではありません。
いつかは持ち家(マンションでも可)が欲しいと思っていましたが、実家の跡継ぎ問題や、
オリンピック後の景気減退による不動産価格の下落等が気になっていたことなどからなかなか行動に移せていませんでした。
今、住んでいる地域が大変住みやすく、持ち家を買うとなると
今より利便性が下がる地域に引っ越すことになる可能性が高いことも言い訳の一つです。

さて、今回の話は、家を探す過程で不動産屋2社にお世話になり2人の営業マンに出会ったという話です。
ついでに福岡の住宅事情について聞いたことをお伝えしたいと思います。

1人目は、最初に訪問した自宅近くの不動産屋Aの、20代中盤若手営業マンNさん。
清潔感がありキリッとした好青年で話し方も落ち着いており、まだまだ若いですがやり手な雰囲気を持っています。
県内は2店舗程度の会社です。

もう1人はたまたま通りかかった新築戸建の内覧会を担当していた不動産屋BのEさん。
ぱっと見、40歳前後くらいでしょうか。中肉中背、年相応の中年の方です。
不動産屋Bは、県内に50店舗近くを持つ規模の会社でした。

話はコロナウイルス問題がこれほど大きくなっていなかった今年の2月頃に遡ります。

家の購入について妻と散々口論の末、
とりあえず埒が明かないので近所の不動産会社に行ってみようということになりまして
自宅にほど近いの不動産会社Aに行き、話を聞いてみることにしました。

不動産業界の繁忙期であろう時期にアポ無しだったにも関わらず訪問した店舗では大変快く迎えていただきました。
そこで担当していただいた方がNさんでした。

Nさんは、まだまだ若いですが、営業トークなども筋道がしっかりしていて
営業教育をしっかり受けているな、という印象です。
Nさんからは、当社で決めてもらうぞ、逃さないぞ、という勢いも感じました。

家を探しだしたばかりであまり知識も持っていない私達に、丁寧な接客をしていただき
ヒアリングや相談などの打合せを経て、幾つも物件を内覧しましたが
結果として、現時点では購入を検討したいと思う物件を見つけられませんでした。

ここで、福岡の戸建・マンションの市況について少しお伝えします。
私はてっきり空き家問題や、日本人の人口減少や少子高齢化、五輪後の不況など諸々の状況から不動産価格は下がるものと思っていました。
その考察は大きく間違ってはいなかったのですが、
こと福岡市近辺に関して言うと、そうではありませんでした。

福岡に長く住んでいながら知らなかった私が甘かったのですが、
福岡市は人口増加率が全国1位という特殊な地域であり、
そのため、不動産業界でもビジネスチャンスが多く価格も上がっている地域なのだそうです。
もちろん福岡市以外の周辺地域も同じです。

福岡都市圏であれば比較的すぐに物件が売れる為、
今は、どの不動産会社も売れる物件探しに必死になっているそうです。
新築を建てる為の空き地や、リフォームして売る為の中古住宅の仕入が難しいと言われていました。

東日本大震災後の10年で、一番の買い時はいつでしたか、と質問したところ、
5年前くらいがベストだったのではないかと言われました。
ただ、5年前に買わなかったことについて特に後悔はしていません。

さて、話はNさんとのやり取りに戻りますが、
今後は、新規に出てくる物件を見ながら探していきましょうということになりました。

ただ、Nさんにピックアップしてもらった物件で納得できるものがなく
おすすめ物件を見送っていく中で
希望の物件というのは、そう簡単に出てくるものではないし、
条件を緩めていくしかないですよ。という話になり、
それは私達も覚悟の上と理解していたつもりなのですが、
ここから、福岡では私達の条件に合う物件が出てくる頻度はかなり低いという話や、
相場も下がることはなく上がっていくので早く買わないと購入費用は増える一方であるとか、
過去に条件にこだわり過ぎたあまりに購入機会を逃した人の話や、
こういう条件にこだわりすぎると後悔するなどのネガティブな話が増えていったのでした。
多少妥協してでも買うくらいの勢いがないといけませんよ、ということを理解してほしいと言っているように感じました。

このあたりで、ん?と思うこと、違和感を感じることが増えてきました。
Nさんと話していても結論を急かされるように感じたり
こちらに不安を与えるようなことを口にするようになったのです。

車くらいの金額であれば多少は勢いで買うこともあるかもしれませんが、
私は家を勢いでは買えません。
エスキモーに冷蔵庫を売る、という話もありますが、
とはいえ、納得できない家を買うのは、私としては無理な話です。

というような流れでNさんとの話に少し疲れてしまい距離を置こうかと思っていた時に
たまたま新築の内覧会を見つけ、こちらも飛び込みで行かせてもらうと
既に予約していた新婚夫婦の快諾を得て、同時に2組を相手することになったのが不動産屋BのEさんでした。

Eさんは、新築の家の中を一通り説明したあと、この家の特徴や今の業界動向などを説明してくれたのですが、
まず最初に言われたのが、
「家を買うのは基本一生に一度のことですから、楽しんで納得できる家を探してくださいね。」でした。
とてもゆるーい感じのスタンスの方でした。

ただ、非常に為になる、面白い情報をいろいろ提供してくれまして、
例えば、「この新築の金額は今〇〇万円ですが、私だったらこの金額はでは絶対に買わない、あと〇〇百万下がった時に考えます」とか、
住宅ローンに関する裏話とか、コロナ問題もあり必ずこれから相場は下がるとか、
短い時間でしたが大変有意義なものでした。
ちなみに、福岡市の一部の地域では、新築戸建が供給過多になり
既に値崩れを起こしている物件もあるそうです。

最後にLINEは交換しましたが、個人情報など特に聞かれず別れました。
営業マンとしてそれでいいのか?とは思いましたが。

実はNさんにもEさんが教えてくれた情報について同じような質問をしていたのですが、
一応答えてはくれるものの、どことなく納得できない回答が多く、
今思うと、Nさんの個人的な意見や気持ちなどが見えなかったことが信頼に繋がらなかったのではと思います。

そのようなNさんの対応に不満を感じていたところに、
その足りないところを全て備えていると感じられるEさんに出会ってしまい
タイミングのせいもあったのでしょうが、
Eさんは、この人に相談したい!と思える大変頼もしい存在に映りました。

その後、コロナ問題が深刻化してきたこともあり、
今は不動産情報サイトなどをチェックするだけの状態ですが、相場を注視しつつ
再度不動産屋を訪ねる時には必ずEさんに相談したいと思っています。

ビジネスという意味で言うと、Nさんのスタンスも決して間違いではないと理解しています。
ただ、私はマイホームという、できれば購入に失敗したくない高額商品に関してじっくりと付き合ってくれる営業の方がありがたいと思います。
私が予算にもっと余裕があれば、条件が合う物件ももっとあるのでしょうけど。

Nさんには、条件が厳しく目的の物件が見つかりにくい客に対してもネガティブな発言をするのではなく、
「大変かもしれませんが、一緒に頑張って探していきましょう!」と
顧客側に寄り添ったセリフが吐ける営業マンになって欲しいなと、僭越ながら思いました。

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