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2024.10.28

ノーベル平和賞が私たちに問いかけるもの

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こんにちは、経営管理部の大津です。

2024年10月11日、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が、ノーベル平和賞を受賞したというニュースが飛び込んできました。

この知らせに、平和の大切さや核兵器の恐ろしさを改めて強く感じる機会となりました。

今まで、意識していなかった平和賞ですが、日本人としては1974年(昭和49年)の佐藤栄作元首相の受賞以来、50年ぶりの受賞だそうです。

今回の日本被団協の受賞は、長年にわたる核兵器廃絶に向けた活動が評価されたものです。

しかし、ニュース映像に映し出された関係者の表情には、単純な喜びよりも複雑な感情が伝わってきました。

私自身の想像ですが、「受賞が遅すぎた」とかんじているのかもしれません。
また、彼らが平和賞を目指して活動していたわけではなく、信念に基づいて取り組んできたからこその、深い思いがあるように感じました。

少し調べてみると、日本被団協は1956年(昭和31年)に結成されて以来、約68年間、平和を訴え続けてきました。

その間、世界は大きく変化し、冷戦の終結など、国際情勢は変動してきました。

それでもなお、世界各地で紛争が絶えず、平和な日々が送れない人々が大勢いるという現実があります。

この情勢から、平和活動を続けている被団協への受賞が重要視されたのかもしれません。

私の家には、マット・テイラーさんの絵本『ランタンとつる』があります。

この絵本は、広島で燃えた核の炎を、三人の僧侶が世界初の核実験場であるアメリカの ニューメキシコ州トリニティ・サイトに運び、その場で火を消し去ることで、二度と同じ悲劇を繰り返さないように。という願いを込めた物語です。

今回の受賞をきっかけに、この絵本を久し振りに読んだ時、私は、幼い頃に両親から聞いた戦争の話を思い出しました。

両親は沖縄出身で、戦争の悲惨さを身をもって経験していました。

小学校低学年だった父や母が、命からがら疎開してきた時の話や、その後の疎開先での苦しい生活の事を話してくれたことが、今も私の心に深く残っています。

しかし、両親をはじめ、戦争を経験した世代は、少しずつこの世を去りつつあります。

だからこそ、私たちは戦争や核兵器の恐ろしさを次の世代に伝え、平和のために行動していく責任があると感じています。

核兵器のない平和な世界を実現することは、決して簡単なことではありません。

それでも、私たち一人ひとりが平和の大切さを意識し、少しずつ行動していくことで、世界は変わるはずです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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