2019.04.01
こんにちは、代表の中野です。
今回は、「産業用ロボットシステムインテグレーター」(SIer)という事業を
始めたきっかけと、ロボット導入に関して大事なポイントについてご紹介します。

当社は平成3年にソフトウェア開発事業を生業として設立されました。
その後、派遣を中心としたアウトソーシング事業、
自動車や半導体製造設備の機械設計受託事業などへと
事業の幅を広げていきました。
転機は2008年のリーマンショックでした。
それまでの取引先企業から大幅な値下げ要請や派遣切りが相次ぎました。
特に影響が大きかったのが機械設計事業です。
民間の設備投資が完全にストップし、「設計業務ゼロ」がなんと一年以上も続きました。
当時を振り返ると、今でも身の毛がよだつ思いがします。。。
そんなおり、某食品製造業の方から、パート数名の人手作業で行なっている工程を、
なんとか自動化して欲しいというご相談がありました。
その会社様でも過去何度も当該工程の自動化にチャレンジしたそうですが、
なかなかうまくいかなかったそうです。
求人をかけても以前より人が採用しにくくなってきたというご事情もありました。
今後ますます少子高齢化はすすみます。
人手不足に悩む中小製造業が増えていくのは明らかです。
この現実を目の当たりにしたことをきっかけとして、
産業用ロボットシステムインテグレートビジネスへの参入を決意しました。
もちろん、設備の構想設計を豊富に経験してきたエンジニアがいたことも
判断のベースにあります。
最初のロボットデモ機購入は2011年4月、
ABB社製品のパラレルリンクロボットです。
毎分200サイクルという、当時では世界最速のロボットでした。
詳細は控えますが、このデモ機で、野菜、果物、お菓子、日用品、冷凍食品、工業部品など、多種多様なワーク(対象物)のハンドリングテストを実施してきました。
その数、ゆうに数十種類に及びます。
このデモ機は以前このブログで紹介した、SAGAものづくりラボにも出展致しました。
https://www.sunbit.co.jp/blog/2018/11/#date-2018-11-05
(ものづくりラボの展示会場の様子)
中小企業へのロボット導入促進を目的とした、
「経済産業省ロボット導入実証事業」(2015〜2017年度)
という助成金事業があり、当社は4件採択されました。
後でわかったことですが、九州のシステムインテグレーターとしては
トップの採択件数でした。
ロボット導入実証事業の採択例の詳細はこちらからダウンロードできます。
「ロボット活用ナビ」
http://robo-navi.com/webroot/doc_download.html
これまで様々なお客様へのロボット導入をご支援してまいりました。
それも工場にロボットを導入するのは初めてというお客様がほとんどです。
ロボット導入を検討する上で、3つの大事なポイントをご紹介します。
1点目は、「ロボットでその作業を実現できるか」です。
何を当たり前のことを・・・と思われるかもしれませんが、実はこれが一番重要です。
ロボットでできることは実はそんなに多くありません。
不定形で柔軟性のあるワークは基本的に扱えません。
また、箱に入った部材を上から順に取り出すという、人にとっては簡単な作業も、
ロボットには相当難しい仕事です。
画像メーカー各社も三次元カメラの開発を進めていますが、
速度や認識率の問題で、実用化にはもう少し時間がかかりそうす。
導入を検討するにあたって重要なこと、
それは「テスト」です。
導入する前にロボットハンドおよび入念なピッキングテストは重要です。
部材や工数など費用はかかりますが、これを怠ってしまうと、お客様および
システムインテグレーターの双方が後々痛い目にあいます。
2点目は、レイアウト(スペースの確保)です。
これも当たり前のことですが、
ロボット本体、周辺設備、安全柵などが設置できるスペースが必要です。
工場拡張や新工場建設などはチャンスです。
将来スペースを確保した、余裕を持ったレイアウトをお勧めします。
3点目は予算化です。
ロボット本体が安くなったとはいえ、システム構築費用を合算すれば
導入に1000万円以上はかかります。
初期投資を抑えたいお客様にはリースのご紹介もしています。
代表的なものをご紹介しましたが、
上記以外にもご紹介したいポイント、注意点はいくつかあります。
工場における人手不足、重労働から人手作業を解消したいなどの
ご相談がございましたら、メール、電話、当社webページにてお気軽に
お問い合わせくださいませ。
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