BLOG
2021.01.25
私の腱鞘炎 闘病記
こんにちは、経営企画グループの大谷地です。
今日は、聞くも涙、話すも涙のわたしの「腱鞘炎 闘病記」を聞いてください。
殆どの方がそうだと思いますが、普段の仕事をほとんど全てパソコンでやっています。
そのため、キーボードを叩く手は、毎日酷使され続けています。
数十年に渡りその生活をしてきて、今までなんともなかったので、まさか、自分が腱鞘炎になるとは、思いもしませんでした。
それは、2019年の7月末ごろから、突然、右手の中指を動かすと激しい痛みが走るようになりました。
整形外科を受診すると、診断は、「腱鞘炎」でした。
ここから私の1年を超える「腱鞘炎 闘病記」が始まりました。
腱鞘炎の治療法
「腱鞘炎」について、ネットで調べたところ、治療方法は以下の4種があるようです。
- 患部の安静(テーピングをすることもあります)
- 抗炎症薬の内服・外用
- ステロイド局所注射
- 腱鞘を広げるための手術
私の場合は、最終的に全てやりました。
流れとしては、最初の診断で上記の「1.」「2.」+ストレッチを指導され、
湿布を貼って、できるだけ安静にし、毎日ストレッチをするように。
「2.」の湿布とストレッチはすぐに実行できたのですが、「1.」の「安静」がなかなかうまくできません。
右利きの私は、全ての生活を右手中心でしたので、「安静」、あまり使わないという治療法を
守れるわけもなく、痛みを我慢しながら、仕事や、日常生活を送っていました。
「1.」「2.」+ストレッチ、及び土曜日に整形外科でリハビリを受ける生活を2ヶ月くらい続けましたが、激しい痛みが無くなることはなく、キーボードを打つときも中指を使わないとか、マウスは左手で動かすとか、箸を諦め、スプーンやフォークでの食事とできるだけ、中指ができるだけ「安静」になるような生活パターンに代えていきました。
今にして思えば、最初の時、病院からの「安静に」というアドバイスをもっとしっかり、徹底的に守っていればこんな長期の闘病生活にはならなかったのかもしれません。
痛みをこらえてのストレッチ生活では、改善は見られず、
病院からは、治療法3.ステロイド注射での治療の提案がありました。
痛みが続いていたので即、提案を受け入れ、その場で注射。腱鞘への直接注射は痛かったです。
注射のおかげで痛みがなくなりました。
よかった、よかったでしたが、痛みがなくなったため、つい、いつも通りの右手の使い方に戻ってしまい、
その結果、再び痛みが激しくなり、再度注射をすることに。
ただ、ステロイド注射は、立て続けに打つことができなくて、前の注射から
2ヶ月開けることになり、1ヶ月は痛みに耐えて、リハビリ続行。
期待した2度めの注射も思わしくなく、注射して少ししたら、再び痛みが出始めました。
やはり、利き手のため、安静にすることができずに動かしていると良くならないようです。(実体験)
その後は、リハビリ(高周波温熱治療や超音波治療)とストレッチを続けましたが、改善せず。
病院からは、「4.」の手術を考えてはとの提案がありました。
できれば避けたかったのですが、諦めて手術を受けることを決めました。
そして、手術。
手術は、別な病院を紹介され、事前の診断のために、予約してもらった日に受診。
レントゲンを撮って、現状を確認し、手術の話へ。
簡単な手術で、局部麻酔で10分前後で終わるとのこと。
ただ、手術は、1ヶ月後。
やっと覚悟を決めたのに、手術までまだ掛かるのかとがっかり。
手術当日、指定の時間通りに病院へ少し待たされて、まずは、麻酔注射を。
その後、少し経って麻酔が効いてきていることを確認してから初めての手術室へ。
手術室のベット(これがまた、横幅が狭い。びっくり)に横になり、私からは手術自体は
見えないようにして、いざ、執刀。
手術室に入って、縫合まで終わらせて手術室をでるまで30分くらい。
あっという間でした。
2週間後に抜糸と言われ、それまでは濡らさないようとの注意と2,3日ごとに
病院で手術したところの消毒をするように。
消毒のために今まで通院していた病院に行って、初めて手術痕を見ました。1cmくらいの痕で抜糸前で縫われたままの状態。
そこを消毒液で拭いて、医師が様子をみて新たな絆創膏を貼って終了。
なんか、これなら、自分でもできそう?
抜糸の日は、手術をした病院に行って、糸を抜いて終了。
手術の後は、腱鞘炎の痛みは引いていきました。
ここまで、2019年8月から始まって、痛みがなくなったのは2020年11月。
1年3ヶ月に渡る闘病の日々は終わりを告げました。
教訓
「医師の指示、アドバイスには最大限、従うべし。」
仕事と一緒ですね。
初期の段階でしっかり治療するべきだと思い知らされました。
みなさんも身体の不調があったときは、早めに病院に掛かり、医師の指示には従いましょう。
そのほうが、苦しみも少なく、費用も少なく、掛かる時間も少なくてすみます。
私にとっては、高い授業料でした。
ここで私の「腱鞘炎闘病記」はおわりですが、実は、手術の抜糸のころから、反対の左手の親指の関節が痛みだし、まさか。。。。
このお話は、いずれ、また。