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ちいかわとの出会いはSNSに掲載されたマンガがきっかけです。
初めはゆるくて可愛らしいキャラクターたちの日常を描いた作品だと思い、暇つぶし程度に鑑賞していました。
それからテレビアニメが始まりイチから作品を知っていくと、そこには人間の生活にも共通する不条理さや切なさがあると気付きました。
キャラクターの見た目からは想像もつかない人間味を感じるのです。まさに、人間社会の闇の部分が投影されています。
知れば知るほど沼にハマるように惹きつけられてしまう‥それがちいかわ人気の要因と言えるでしょう。

ちいかわには主人公ちいかわの他に、ハチワレやうさぎといった仲間たちが登場します。
ちいかわやうさぎはほぼ言葉を話しませんが、感情表現が豊かです。
泣いたり笑ったり奇声を上げたり、遊び心満載で見ていて飽きない行動をします。
ちいかわたちは日雇い労働者の立場であるため、草むしりや敵の討伐をし生活費を稼いで暮らしています。
一緒に遊んでごはんを食べるなど、日常生活を見ているだけで肩の力がスッと抜けてほっこりする尊い存在です。
しかし、ちいかわたちに時折訪れる厳しい現実や様々な困難、そんな独特なストーリー性が最大の魅力だと感じています。

努力しても報われない、突如巻き込まれるトラブル、そんな現実にも負けず立ち向かう姿に元気がもらえるのです。

私が最も推しているキャラクターはちいかわの大親友ハチワレ、ネコのような見た目をしています。

コミュニケーション能力が高くどんな時でも前向きで、天然な一面もあるけれど思いやり溢れるキャラクターです。
言葉を話せるハチワレのセリフには名言が多く、落ち込んだ時や疲れてしまった時には私自身も支えられてきました。
その中でも特に好きなセリフは「なんとかなれーッ！！」です。
そんな一言で解決するなら最初から困らないよ‥と思われるかもしれませんが、ひたむきに前に進もうとする姿勢に共感し応援したくなるのです。
この感情に名前を付けるなら、親心と言えるかもしれません。

有名企業とのコラボやご当地限定グッズ、ゲームセンターでのアミューズメント景品など、ファンは収集しきれないほどの商品が流通しています。

発売日には長蛇の列ができ、抽選や売り切れになることもしばしばです。
開店前に並んだ経験があるのですが、整理券配布で対応されるほど店内は混雑していました。
売り切れとなって高額転売されるケースも多く、それだけ需要のある商品なのだと痛感する日々です。

可愛いだけじゃないちいかわたち。
世知辛い世の中でも頑張って生きている姿に励まされること間違いなしです。
私にとってちいかわとは、家族であり心強い御守りのような存在です。
そんな作品に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
ピュアな思いが溢れる内容に、心が浄化されていく感覚になります。

癒されたい・感動したいという方は、作品に触れてみてはいかがでしょうか。
みなさまにも共感できるストーリーがあるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。