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2019.01.21
改元と消費税
皆様、こんにちは、
クラウドソリューショングループの高近です。
九州でもインフルエンザが流行りだしていますので、予防に心がけましょう。
さて、いよいよ「平成」の時代も残り僅かとなりました。
1868年の明治維新からおよそ150年、4つの時代が終わり、5つ目の時代に突入しようとしています。
明治、大正、昭和と日本は戦争を行ってきました。
平成は明治維新以降、はじめて戦争を行わなかった時代でした。
次の時代も続いて欲しいものです。
そもそも、元号が使われ始めたのは「大化」で西暦645年とされていています。
それ以降は天皇の即位、天変地異や疫病の流行等で改元され、10年以上続いた元号はごく僅かです。
興味ある方は下記URLよりご覧ください。
ちょうど30年前の1989年1月に「昭和」から「平成」に変わりました。
私は社会人1年生としてプログラマーをやっていましたので、そのときのお話しを少しだけしたいと思います。
当時のコンピューター業界で主流となっていたハードウェアはオフィスコンピューターで、
開発言語は「COBOL(共通事務処理用言語)」でした。
当時はインターネットもなく、コンピューターの性能も今と比べようもありません。
クライアント側(当時はワークステーションと呼んでいました)ともなると、
内臓ハードディスクはあっても20MB~40MBです。モニターも当然ブラウン管でドット表示です。
処理性能も1画面1タスクでMAX4タスクです。
外部媒体もフロッピーディスクで容量は1MBです。
現在のコンピューターが、いかに進化したかが伺えます。
開発のほうは販売管理がほとんどで、画面や帳票関連に表示する日付はほぼ和暦でした。
また、平成元年は改元とともに消費税導入の年でもありました。(1989年4月施行)
もともと、正月休み明けからの仕事は消費税導入対応となっていました。
そこへ急遽新元号の対応が入ってきたため、休日返上、毎日終電で帰っていたのを今でも覚えています。
くしくも、今回の改元は「昭和」から「平成」と同じく消費税対応が絡んできます。
また、軽減税率制度も同時に導入されます。
改元まで残り3ヶ月強、消費税増税まで8ヶ月強です。
対象となる企業様は早めのご準備を。