2021.03.08
デジタルエンジニアリンググループの宮﨑です。
コロナの影響もあってか、すっかり外食をすることもなく可能な限り自炊をしているのですが、自分で作った料理が美味しいと感じるときといまいちだと感じるときが明確に分かれるようになってきました。
そのため美味しくできたとき、逆にあまり美味しくできなかったときの差を自分なりに分析してみたので、その結果を共有するとともに、仕事や人間関係とも共通点があるんだということを書いてみたいと思います。

休日は料理をする時間がまとまって取れるため、すこし手の混んだものを作るのですが、平日は仕事があるのでそうはいきません。
そのため遅くまで仕事をした後に手っ取り早く料理したいときは、パスタを使うことが多いです。
パスタを茹でている10分程度の時間でソースを作ることができ、あとは和えるだけと手軽に作れるからです。
中でも特によく作るのがアマトリチャーナというトマトソースのパスタなのですが、使う材料はパンチェッタ、トマトホール缶、ペコリーノチーズだけで、作り方も非常に簡単です。
しかし、こんなに簡単な料理なのに、美味しい、美味しくないの差が激しいのです。
トマトソースのパスタは、トマトをしっかりと煮詰めてトマトが持っている旨味を引き出すことが大事です。
もちろん味付けのために塩や少量の砂糖を使うのですが、トマトの旨味が出ていないと、深みのない味になってしまいます。
ですので私は、トマトソースのパスタはトマトをいかに煮込むかというトマト料理だと定義しています。
この、トマトソースはトマト料理だということを意識して料理するのと、意識をしないでなんとなく作っているのでは、完成した料理の味が違うものになってしまいます。
意識をしないで作っていると、トマトを火にかけて酸味が飛んだから塩と砂糖で味つけしようと考えてしまうのですが、トマト料理だと意識をするだけで、酸味が飛んだ後も旨味が凝縮するまでもう少し煮込もうという気になります。
煮込み時間は5分くらいしか変わらないのですが、この5分が最後の味を左右します。
仕事をしていると、コミュニケーションエラーが発生することがあります。
よくあるエラーが、言ったことが伝わっていなかったということ。
私は言ったことが伝わっていないのは、伝える側の問題だと言っています。
仕事において何かを伝えるという場面は基本的には上司や先輩から部下もしくは後輩への業務指示や依頼が多いと思います。
例えば業務指示をするとき、業務指示とはどういうものかという定義が明確になっていないまま指示をする場合と、業務指示の定義を理解し、それに則って指示をする場合とでは、指示を受けた側の理解度は大きく変わります。
社内でよく飛び交う言葉で多いのが、「みんなが」「多くの」という抽象的な言葉です。
この「みんな」や「多い」という曖昧な言葉を皆で共有できるように具体的に定義しなければ、必ず誤解を招きます。
また、よく聞く仕事上の問題として、認識の違いというものがあります。
この認識の違いも言葉の受け取り方が人それぞれ異なるということが原因です。
これを解消するのも、言葉の意味を共通認識として定義することから始めなければなりません。
コミュニケーションとは他者との共通認識が多いほどうまくできるものです。
コミュニケーションの悪化は人間関係の悪化にもつながってしまいます。
ですので、共通認識を増やすということが非常に大事になります。
繰り返しになりますが、言ったことが伝わらないのは伝える側に問題があると私は考えています。
伝えたいことが相手に伝わるためにも、自身が使っている言葉の定義を自分自身ができているか、そして、それを相手と共有できているかを確認することで、コミュニケーションエラーもなくなっていくのではないかと思います。

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