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2021.03.08
Salesforce の重複レコードのメンテナンス ~重複レコードセットを使ってみよう~
こんにちは、クラウドソリューショングループ カスタマーサクセスチームの坂井です。
今回は、重複レコードのメンテナンス方法をご紹介します。
お客様データを重複して作成するのを防いだり、
既に重複しているお客様レコードをメンテナンスする際に使う機能です。
先月の Spring '21 のリリースで、「重複ジョブ」という機能が一部のエディションを対象にリリースされています。
この「重複ジョブ」は、「重複レコードセット」という重複レコードの作成履歴のリストビューを自動で作成してくれる機能です。
「重複レコードセット」のリストビューの作成は、「重複ジョブ」を使用しなくても自分自身で作成できます。
この機能を使うと、他のユーザが作成した重複したレコードを見つけ出して、メンテナンスすることができます。
この設定に必要な機能は「重複ルール」と「重複レコードセット」です。
- 重複ルール ・・・ 重複として検知させる条件(ルール)の設定
- 重複レコードセット ・・・ 重複を検知した履歴のオブジェクト
「重複レコードセット」というオブジェクトにアクセス権を与えることによって、他のユーザが重複レコード作成した履歴が見れるようになります。
この2つの機能を中心に説明しても初めは仕組みを理解するのに苦労する内容かも知れませんが、動画を参考にして頂けると幸いです。
【動画内容】 (7分程度 ※音声が流れます)
- 重複レコードのマージ
- 重複ルールの設定
【動画内容】 (6分半程度 ※音声が流れます)
- 重複レコードセット
- 重複レコードの検知
- 重複レコードセットの表示
- 重複レコードセットの削除
Salesforce にはWeb to リード、データローダ、名刺管理アプリなど、レコードの作成を自動化するツールがたくさんあり、知らない間に重複レコードがたくさんあるようなケースは多々あると思います。
この機会に、重複レコードをメンテナンスしていきましょう。
今回の動画が重複解消への一助となれば幸いです。
クレジット:
この動画の音声は音読さんを使用しています。