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2017.03.14

ICT(情報通信技術)の出現とそれを活かすには

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IT、もしくはICT革命という言葉がビジネス界で取り上げられて早20年近く経過しました。時の首相がIT革命の事を「イットかくめい」と呼んだことも記憶にある方も多いと思います。それから更にインターネットの普及により、ITという言葉がCommunication=通信を意味する言葉を含み、ICTと呼ばれるようになりました。

もはやICT無しではビジネスは成り立たない、と言われております。とはいえ、「ITをビジネスに活用し、会社をいい方向に導くにはどうすれば良いのか、色々と考えているけど、悩んでるんだよ」という経営者の方々も少なくありません。

そこで、始めとして、ICTによるビジネスの変化とそれに対応するための第一歩について、今回は述べてまいります。

ICTによるビジネス環境の創造的破壊

まず、バブル崩壊以降の歴史を振り返って見ましょう。いわゆる「失われた20年」と呼ばれるバブル経済崩壊後から今日に至るまで、日本が停滞している中、世界のビジネスは大きく変貌しています。これにはICTが大きく関与している、といっても大げさではないでしょう。これまで海と言語(日本語)で守られていた日本経済は、インターネットやICTにより、国境、即ち海を超え、言語の垣根も超え、ボーダーレスになっています。「ウチは国内に限ったビジネスだから」という企業も安泰ではありません。同じ日本国内でも、やはりICTによる様々な旧来ビジネスの破壊も起きております。Amazonや楽天を代表とする巨大ECサイトがいい例ですし、またICTを活用した物流網の発達により、これまでは関東中心だった企業が地方に進出してきています。大型家電量販店や大型ショッピングモールの地方都市への出店がいい例になります。地方にいる方からすると、ヨドバシカメラやヤマダ電機の出店に驚かれた方も少なくないと思います。

これらの例からもおわかりの様に、ICTを活用し、新しいビジネスを起こす、もしくは旧来のビジネスからうまく脱皮していかねばなりません。

逆説的ですが、ICTを活用していない企業や業界においては、一足先にICTを活用し、成功を目指すことによって、甘い果実を得ることも可能、ということになります。

「ICTの活用は当たり前の事で、目新しくは無いよね」という方もいらっしゃるかと思います。しかし、ICTの世界は技術革新が早いです。昨今はICTの中でも、AI(Artificial Intelligence=人工知能)、IoT(Internet of Things)、ビッグデータを代表する第4次産業革命に突入している、と言われております。

このように最新技術をいち早く活用し、一歩先を行くことも今後は不可欠になってまいります。これは企業規模や業種問わず、重要な事になってくるかと考えております。弊社でもAI、IoTを中心にお客様への提案、実現に邁進してまいりますので、ご興味のある方は是非お問合わせ下さい。

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