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2020.02.25

家事とビジネスの共通点について考えてみた

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デジタルエンジニアリンググループの宮﨑です。
11月に単身赴任するようになって3か月経ちました。数年前にも、短期ではありましたが単身赴任する機会があり、その時は食事はほとんど外食でした。
今回は健康のため、また料理を趣味にしたいという考えもあるため、自炊を試みています。そのために調理器具を揃え、現在頑張っているところです。

しかし、いざ自炊をしようと思っても、これがなかなか大変。何が大変なのかというと、まず、献立を考えることです。栄養バランスを考えて、野菜やらお肉・魚などを満遍なく食べなければならないのですが、仕事から帰った後に手の凝ったもの作れない。そのため、簡単でしかもバランスの取れた献立を考える必要があります。

また、料理の段取りと片付けの両立も大変です。まずどの材料を下処理して、その間に別の材料を仕込んで、そんなことをしながら使ったものを洗ったりなど頭が混乱してしまいます。
そんなこんな苦労しながら掃除なども含めて家事を楽しんでいるわけですが、ただ何も考えずに家事をやっていくのはもったいない。私もビジネスマンの端くれですから、今回は、家事とビジネスの共通点を考えてみたいと思います。

家事とビジネスの共通点1:相手がいないと継続が難しい

ビジネスはお客様や仕入れ先、一緒に働く仲間がいて成り立つものです。たった一人で完結してしまうものはビジネスとは言いません。ですので、自分一人でやりきろうとしても継続どころかスタートもできないと思います。
家事も同じことが言えると思うのですが、自分一人だとついつい楽をしようと考えてしまいます。掃除は週に1回でいいと思っていたら、それが2週に1回になったり、1か月に1回になったり、最悪、掃除すらしなくなる恐れもあります。
料理も、初めは気合を入れていろいろ試したりするのですが、それが簡単に済ますようになり、外食やインスタント食品になってしまいます。
ただし、一緒に住んでいる誰か、もしくは、自分以外の誰かのためと考えていれば、自ずともっと上達したい、もっと良いものを作りたいと思うようになるのではないでしょうか。

家事とビジネスの共通点2:フィードバックをもらわないと、一人で改善するのは大変

ビジネスでも家事でも、一人でやっていると、ついつい自分の価値観だけで完結してしまうことがあります。例えば仕事の完成度なども、誰かが確認してフィードバックをもらえれば今後の改善に活かすことができます。
料理も同じことで、誰かに食べてもらって感想を聞くことで味の改善ができますし、掃除でも自分の目の行き届かないところを誰かに指摘されることって大事だと思います。
自分の価値観に縛られすぎないというところは、ビジネスでも家事でも重要なのかもしれません。

家事とビジネスの共通点3:褒めてもらわないと、モチベーションが持続しない

これは人それぞれだと思いますが、少なくとも私の場合は誰かに褒められるとやる気が沸き上がります。仕事では次はもっと良い品質を目指そうと思いますし、料理でももっと腕を磨こうと思います。
他のことでも次はこんなことをしてみようという、チャレンジ意欲も沸きます。逆に考えると、部下に成長してもらいたいと思えば、褒めまくるくらいの気持ちで接してあげることが大事なのかもしれませんし、家庭円満を目指すのであれば、夫婦で褒め合う、そして子どもも褒めて育てるということが重要ですね。

家事とビジネスの共通点4:やっぱり誰かと一緒にやる方が楽しい

一人でやっていると最初は楽かもしれませんが、やっぱり寂しくなります。自分以外の誰かのためを思って仕事も家事もやっているとやる気は出てきますが、やはり、誰かと一緒にやる方が仕事も家事も楽しいです。実は楽しいと思うことは非常に重要で、今の日本が直面している生産性の問題の解決方法の一つにもなります。生産性を上げるためには、目の前のことを楽しむ必要があり、職場であり家庭を楽しいと思える環境を作るというのも大事なのかもしれません。

さいごに

ここまで4つの共通点を書いてきましたが、最後にこれだけは言っておきたいことがあります。それは、”母は偉大”ということです。専業主婦の方もそうですが、仕事の両立をされている世の母親の皆さんには尊敬しかありません。
この記事を書きながら、母や妻にはもっと感謝をしようと考えています。

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