2024.11.25
こんにちは。経営管理部の本多です。
今回は、ファクトチェックについて語りたいと思います。
昨今、インターネットやSNSの普及により、ネットから得られる情報が大きな影響力を持ち始めています。
中には一部が事実と異なる情報だったり、事実とは全く逆のことをあたかも正しい情報のように見せかけたものなどがあり、鵜呑みにすると危険な場合があります。
いわゆるデマであったり、昨今ではフェイクニュースと言われるものが含まれています。
これらの情報が蔓延っているのは、愉快犯的なものもあるでしょうし、意図的に情報を錯綜させたり、受け取った人に誤った判断をさせるような目的もあるでしょう。
このような信憑性に疑いのある情報を検証することがファクトチェックです。
日本語で言うと事実検証または事実確認となります。(情報の公表前に、正確性・妥当性の裏付けを行うために発表者側が事前に事実確認を行うこともファクトチェックですが、今回は、公開後の情報に対するファクトチェックを取り上げています。)

私がファクトチェックという言葉を知ったのは、7月の東京都知事選の少し前だったと思います。
SNSを何気なく見ていたときに、小池都知事が都議会で自身に批判的な発言をした議員を退席させた、という顛末をまとめたショート動画が流れてきました。
この動画だけを見ると、「小池都知事は自分本位で議会を進めている!」「横暴だ!」と憤りを感じてしまいそうですし、事実、動画のコメント欄は同じように小池都知事への批判であふれていました。
ただ、一部のコメントでこの動画は正しくないということを書いている人がおり、気になって調べてみたところ下記のサイトに辿り着きました。
こちらの記事では、議員を退席させたことは事実であるが、条例に沿った正しい対応であったとの検証結果となっていました。
退席させたこと自体に何も問題はなかったわけです。
このファクトチェックの記事を見たときに、あやうく間違った認識を植え付けられそうになっていたことに気づきました。
私は別に小池都知事を応援しているわけでもなく、むしろ対抗馬を応援していましたが、動画作成者の意図的な編集により、不当にマイナスなイメージを与えられたことに憤りを覚えましたし、ファクトチェックの重要性を身にしみて感じました。
現在、インターネット上の情報に対してファクトチェックを専門的に行っている国内の代表的な団体は下記のようです。
他にも新聞社などの大手メディアや、Web系の独立系メディアなどでもファクトチェック機関を設けているところがあります。
社会に影響を与える真偽不明の情報・言説についてファクトチェックを行い、「正確」「一部不正確」「ミスリード」「誤り」「虚偽」「根拠不明」等に分類して判定を行っています。(分類の表記は各団体によって一部異なります)
全ての情報に対してファクトチェックがなされているわけではないですが、これらの機関が判定した情報も確認することで、誤情報を見分ける参考にすることができます。
ただし、注意点として、ファクトチェックが行われた情報についても、インターネット上のソースを元に判定することが多いため、100%正しい情報とは限りません。
やはり最後は自分の判断が重要になります。これは、生成AI利用時の注意点と共通するものがあるかと思います。
新聞・雑誌・テレビなど、昨今オールドメディアと括られる情報媒体でもメディアに都合の良い情報だけを報道し、報道しない自由と揶揄されることも増えており、偏向報道が問題になることもあります。
2ちゃんねる創設者で現在はコメンテーターとしても活躍している西村博之氏が、2000年に「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」という名言を残されています。
これは掲示板だけの話でなくインターネット全般と読み替えることもできますが、当時以上にこの言葉が当てはまる時代になっていると感じます。
私も誤情報に惑わされることなく、また自分に都合の良い情報だけでなく、正しい情報を得るように心がけたいと思います。
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