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2021.11.15

ノーコードで Salesforce へデータ集計 ~Tableau CRMの Salesforce 出力接続

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こんにちは。クラウドソリューション部のエンジニアの高尾です。

Salesforce の導入作業に携わっていると、
外部システムのデータを集計して、 Salesforce にあるレコードと関連付けして集計したい」というニーズがよくあります。

このような場合には、
外部システムのデータのインポート先として、カスタムオブジェクトを準備しておき
そのオブジェクトを Salesforce のレコードと関連付けしておいて、
積み上げ集計項目やApexトリガ、バッチ処理等の独自集計処理で関連付けしたレコードに集計結果を持たせる、といったことをよく行います。

ただし、この方法では、積み上げ集計項目の作成数上限や仕様、 Salesforce のストレージ容量といったプラットフォームの制限事項を考慮する必要があります。
またApexを使った解決方法の場合は、プログラム作成の専門知識が必要となり、 Salesforce の内製化を行っているお客様には敷居が高くなりがちです。

そういったお客様でも、ノーコードで簡単に集計機能を実現できる方法として、
Tableau CRMの Salesforce 出力接続を使ったデータの書き出しをご紹介いたします。

「 Tableau CRM (​旧 Einstein Analytics )」の詳細はこちらの記事を参照ください。

Tableau CRM は所謂BIツールと呼ばれるものですが、
「データのインポート」、「Salesforce とのデータ連携」、「AIによる予測」など非常に多機能で、
またデータ容量も Salesforce と比べて非常に大きいので、 Salesforce と連携するデータベース的な使い方も可能です。

まずは Tableau CRM と連携している Salesforce 組織で、出力接続の有効化設定を行います。

Salesforce の設定画面で、クイック検索に「分析」と入力し、
表示されたメニューから「設定」をクリックします。

表示されたメニューから、「Salesforce 出力接続を有効化」にチェックし、
保存ボタンをクリックします。

次に Tableau CRM 側で出力接続の設定を行います。

Tableau CRM のデータマネージャへ遷移し、「接続」をクリックします。

表示されたメニューの「データに接続」ボタンをクリックします。

「出力先接続」をクリックし、「接続を追加」をクリックします。

「Salesforce 出力コネクタ」をクリックします。
(設定によっては他の接続先のアイコンが表示されているかもしれません)

接続先名等必要な項目へ入力し、「保存 & 接続テスト」をクリックします。

「接続テストに成功しました」と表示されれば出力接続の設定は完了です。
「続行」ボタンをクリックして終了します。

ここまで終わりましたら、あとは集計対象のデータを準備しておき、
Salesforce への書き出しを行うレシピを作成していくことになります。

今回は取引先番号と売上年、売上月、売上金額を持ったCSVデータを Tableau CRM へ取り込み、
取引先番号をキーにして集計したものを Salesforce の取引先と紐つけて書き込みを行います。

※CSVを取り込んで取引先番号で集計したデータセット

データのインポート、及びレシピの詳細な作成については、今回はご説明は割愛しますが、
出力の設定で集計結果を Salesforce のID等をキーに書き込むように設定しておきます。

最後に作成したレシピを実行すると、
集計結果が Salesforce のレコードへ反映されます。

ここまですべてマウスクリックのみの作業で完結できます。

今回は「売上データを取引先に集計して Salesforce のレコードに書き込む」というシンプルな処理でしたが、レシピ次第でもっと複雑なことも可能です。
Salesforce の内製化をご検討の方で、集計機能を実現したいとなった場合には有効な選択肢になるかと思います。

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