Blog

BLOG

2018.07.17

社会人版-勉強の仕方

Tweet

こんにちは。ネットワークテクノロジーグループの吉田です。

実は、普段年上ベテラン社員さんと一緒に仕事をすることが多かったせいか
いまだに少し、新人気分のままなところもあるのですが
いつの間にか6年目社員となっていました。

いくら、いつまでもフレッシュな気持ちのつもり!といっても
6年目ともなると仕事において自分なりの"方法"というのが出来上がっている部分もあります。

そのあたりについて少しご紹介したいと思います。

この1,2年の間、若手からベテランの方まで幅広い方から同じある質問を受けることがありました。

それは

「〇〇の勉強にいい本を紹介して!」です。

恐らく職場の私の机上に雑多に積んでいる技術本が目についてのものかとは思いますが
年齢問わず、新しい知識が必要となった時の第一歩には平等に苦労する様子がうかがえます。

質問を受けたときには直接、おすすめの本のタイトルを紹介してきたのですが

幸い比較的好評だったので
この記事ではどのようにして私がその本にたどり着いたかについて
お話ししたいと思います。

まず、資料を探す際に意識するのは3種類の資料を持つことです。

最近流行の機械学習・AIと相性のいいpythonを例にとり、その3種について説明してみることにします。

1つ目は「基礎知識(概要)を幅広く理解できるもの」
実はこれは、当たり前のようで、すっ飛ばしてしまいがちなところだと思います。
何かを始める際、その何かが具体的になっていればいるほど
その場所への最短距離をたどろうと、小難しい資料を選んだり、局所的な資料を選んでしまったりします。

  • 内容が薄すぎないこと
  • きちんとすべて今の自分が読み切れると思える内容であること

を意識して選びます。

私が選んだ資料は以下の本です。
柴田 淳(2012)『みんなのPython 第3版』 SBクリエイティブ.
注 : 現在は4版が出ているようです。

  • ツールのインストール方法から、文法や用語などの解説が初心者にも理解できる
  • 内容も基礎をしっかり網羅していて十分なボリューム感(一度目を通した後でも何度も読み返す価値がある)

2つ目は「具体的な手法が理解できるもの」
人間やったことのないことについてはよっぽどの天才以外は真似から入ります。
具体例をもとにこういう時はこのようにする、といった逆引きできるような資料があると
実際に知識を使いこなす方法が身についていきます。

私が選んだ資料は以下の本です。
Al Sweigart(2017)『退屈なことはPythonにやらせよう —ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング』(相川 愛三 訳)オライリージャパン

  • 目次を見て、あ、これやってみたい!といった内容があってワクワクする
  • 読み物といった印象なので、いきなりこれを使ってpythonの概要理解は苦しい

最後に3つ目は
「直接答えが出てくるもの」
この時選んだ資料は本ではありません。

"インターネットで検索"です。

すぐに答えを出さなければならない場合、この問題を解決したい、といった内容がはっきりしている場合は
ダントツで一番早いです。
正直最後のインターネットだけでも十分な方がいるかもしれませんが
手っ取り早く辿り着きすぎて
経緯を理解しないまま何となく地に足がついていない感覚に陥る時があります。(私個人はですが)

「基礎知識(概要)を幅広く理解できるもの」がなければ、いつまでも内容がいまいち理解できずにいる
「具体的な手法が理解できるもの」がなければ、どうやるのか想像できずにいる
「直接答えが出てくるもの」がなければ、問題が一向に解決できない

3種の知識それぞれバランスよく使って自分の知識としていく必要があります。

さて、この3種の資料ですが、実は学生時代に与えられてきた
「基礎知識(概要)を幅広く理解できるもの」→教科書
「具体的な手法が理解できるもの」→問題集
「直接答えが出てくるもの」→先生に聞く
に当てはまるものだと気づきました。

すでに教えられてやってきた手法なのですが、自分ですべて自由な中から選ぶとなると
意外にピンと来なかったりしますね。

一般的に広がっていない特定の業務の知識でも
「基礎知識(概要)を幅広く理解できるもの」→目的や概要がまとまった資料を探す
「具体的な手法が理解できるもの」→過去の参考資料を探す
「直接答えが出てくるもの」→人に聞く
など、必要な知識を分類して意識することによって
自分の足りない点が見えてくる気がします。

私は、仕事をする中でこの新しい知識を得るために資料を探す瞬間が一番好きです。

ちなみに私は最近、趣味でガーデニングを始めたのですが
この手法をガーデニングの知識にも適用し、庭づくりを楽しんでいます。
仕事や趣味に限らずなにか新しい知識を取得し
世界を広げる瞬間はとっても楽しいですよ!

カレンダー

«7月»
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     

最近のエントリー

水木しげるさんの戦記を読む|戦後90年に向けて

2026.04.27

水木しげるさんの戦記や関連著作を5冊読み比べながら、それぞれの本の魅力と心に残った点を紹介します。戦争の過酷さや生き残ったことの重みが描かれる一方で、文章や絵の力によって不思議と「もっと知りたい」と思わされる読書体験が綴られています。戦後90年に向けて、戦争を知らない世代が何を受け取り、どうつないでいくかを考えるきっかけになる内容です。

Salesforce のダッシュボードの機能 〜動的ゲージグラフの数式を使った目標値〜

2026.04.24

Salesforceの動的ゲージグラフにおいて、数式を用いた目標値の設定方法を解説します。年間目標から月次目標を算出する基本的な使い方に加え、役職や勤続年数に応じて目標値を変動させる方法を紹介。IF関数や日付項目を活用することで、複数条件に基づいた柔軟な目標設定が可能になります。さらに、カスタムオブジェクトやフローを組み合わせることで、より高度な管理にも対応できる点についても触れています。

春のアレルギーに負けないためのシンプル習慣

2026.04.20

春は新生活のスタートとともに、アレルギーに悩まされる方も多い季節です。対処療法で乗り切ってきた中で、睡眠や食事といった基本を見直すことで体調の安定を実感しています。

ラージボール卓球 ~2025年度ラージボール卓球選手権大会(年齢別シングルス)

2026.04.13

2026年2月に開催された佐賀県ラージボール卓球選手権大会に出場し、60~64歳クラスで優勝した体験を振り返ります。予選リーグを順調に勝ち上がり、トーナメントでは日頃から対戦経験のある選手との接戦を制して決勝へ。決勝ではファイナルゲームまでもつれる白熱した試合となり、最後は接戦をものにしました。これまでの経験や戦術の変化を実感しながら、試合ならではの緊張感も味わうことができました。

アーカイブ

ブログ内検索

  1. TOP
  2. BLOG
  3. 社会人版-勉強の仕方