2026.08.24
こんにちは。クラウドソリューション部の古川です。
私には、私の入社歴と同じ10歳の娘がいます。
今回は、その娘について最近うれしい出来事があったので、少しだけお付き合いください。
娘は3歳からピアノを習っています。
実は私も、子どもの頃にエレクトーンを10年以上習っていました。
・・・とは言っても、練習はあまり好きではなくレッスン先でもふざけてばかり。
先生には申し訳ないですが、上達した記憶はほとんどありません。
そんな反省もあって、「娘にはピアノを好きになって、自分から練習する子になってほしいな」と思っていました。
でもこれが本当に難しく、「練習しなさい!」と言えば弾いてくれます。
でも、そういうときの演奏って、やっぱりあまり良くないです。
本人が「もっと上手になりたい」「この曲を弾けるようになりたい」と思っているときの演奏は、明らかに違います。
「音楽を楽しんでほしい」と「上手になってほしい」。
この2つのバランスがなかなか難しく、娘が小さい頃は特に苦労しました。
ピアノは、週に一度レッスンへ行くだけで上達するものではありません。
毎日少しずつ練習して、その成果をレッスンで先生に見てもらう。
そんな積み重ねが大切なんだなと、親になって改めて感じました。

そんな娘の転機になったのが、2年前のコンクールでした。
残念ながら入賞することができず、かなり悔しかったようです。
そこで、「来年は絶対に入賞する!」という目標を立て、毎日30分練習することを約束しました。
それからというもの、本当に毎日ピアノに向かうようになりました。
娘のピアノに対する本気度を実感し、私たちが決断したのが、妻の実家(神奈川県)にあったグランドピアノを自宅へ持ってくることでした。
これが本当に大変でした。
運搬費だけでも「えっ?」という金額なのに、設置するためには床の補強工事まで必要。
気付けば、「これ、人が引っ越すの?」というくらいの一大イベントに。
そして、完成したのがこちら。

立派です。
・・・その代わり、私の仕事部屋と寝室は旅立ちました。
娘が「ピアノやめたい!」と言いだす不安もありましたが、一旦考えることをやめました。
そんなこんなで、練習環境も整えて迎えたコンクール。
コンクールは、誰でも出場できるわけではありません。
先生から推薦していただいて、初めて参加することができます。
なので、コンクールに出場できるということ自体が、娘にとっても私たちにとってもうれしいことです。
そして昨年のコンクールでは、優秀賞をいただきました。
さらに先日行われたコンクールでは、小学5年生ながら5・6年生の部で銅賞をいただくことができました。

努力したこと自体に、とんでもない価値があると思います。
それに加えて、その努力が一つの成果となり、「頑張ってよかった」と娘自身が感じられたことが、親としては一番うれしかったです。
演奏時間は、たった1分ほど。
でも、その1分のために約3か月間、同じ曲を練習し続けます。
本番では私は袖で見守っていたのですが、自分が弾くわけでもないのに、動悸と吐き気が・・・(笑)。
演奏が終わった瞬間は、娘より先に私がホッとしていた気がします。
「これで少しゆっくりできるね」
そう思ったのも束の間。
8月に入ると、もう11月の発表会に向けた新しい曲の練習が始まりました。
夏休みということもあり、1時間以上ピアノを弾く日も珍しくありません。
そして今では、演奏のレベルも完全に私を追い越しています。
楽譜を見ても、「これ、本当に指10本で弾くの?」と思うような曲ばかりです。
娘が小さい頃は、「今のはよくできた!」「もう少しだね」と、偉そうにアドバイスしていたのですが・・・。
今では「うーん・・・全部上手。」違いが分かりません(笑)
10年以上エレクトーンをやっていた私が、いつの間にか娘に全く届かないところまで置いていかれてしまいました。
少し寂しい気もしますが、それ以上にうれしい気持ちの方が大きいですね。
自分ができなかったことを、娘が楽しみながら一生懸命続けている。
それを近くで見られることは、親としてとても幸せなことだと思います。
11月には、また発表会があります。
次の曲も難しいですが、とても楽しみにしています。
吐き気止めを服用の上、しっかり見守ろうと思っています。
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