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2020.01.06

2020年「自動運転車」元年について

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代表の中野です。

新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します。

いよいよ今年はオリンピック・パラリンピックイヤーの幕開けです。
懸命に努力してきたアスリートたちの檜舞台。
昨年のラグビーW杯に続き、多くの感動と興奮を私たちに与えてくれるでしょう。

また、今年は「自動運転車」元年でもあります。

ホンダは今年の夏をメドに、条件付きで運転を自動化する「レベル3」の自動運転車を発売すると発表しました。

車を運転する際、信号や歩行者、ほかの車、標識、車線など、注意確認しなければならないものはたくさんあります。
人間が周りの様子を確認する作業を、自動運転車はセンサーやカメラで人の代わりにこなしてくれます。

なかでも重要な役割を果たすのがセンサーです。

電波を飛ばして前方車との距離を測る「ミリ波レーダー」というものがあります。
レーザーの光を飛ばして車の周りにあるモノの形を立体的にとらえる※「LiDAR(ライダー)」も自動運転には必要不可欠な技術です。
※LiDAR(ライダー)「light detection and ranging(光による検知と測距)」

人は周りの状況を目で確認した後に、
「次は右折しよう」
「障害物から少し右に避けよう」
などと、脳で決めたりこの後に何が起こるかを予測します。

この脳に該当するのがAIです。

自動運転車の世界では、センサー、カメラ、AIがいわば「三種の神器」といえます。
これらの技術の進歩と組み合わせによって、自動運転車がいよいよ現実のものとなりました。

自動車の規格を決める米国の業界団体によると、運転の自動化は1から5までレベルが分けられています。

レベル1は、車の加速と減速、ハンドル操作のどちらかを自動化したものです。
何かにぶつかりそうになった時の自動ブレーキ、前方の車との距離を一定に保って走る機能などのことです。

レベル2は、加減速とハンドル操作を組み合わせて自動化したものです。
レベル1と2はすでに実用化されていますが、自動運転と呼ばず「運転支援」と呼ばれています。

レベル3は、一定の条件下であれば緊急時を除きシステムが運転し、乗車している人は前方を向かず、スマートフォンの操作やテレビの視聴などが可能になります。
このレベル3以上が自動運転にあたります。
レベル3を市販するのは日本の自動車メーカーではホンダが初めてですから、2020年は日本における自動運転元年なのです。

レベル4は、高速道路や渋滞など一定条件を満たすときに運転をすべてシステムに任せることができます。

レベル5は、人は何もせず常にシステムが運転する「完全自動運転」となります。

20年代前半にはレベル4に到達すると見られていますが、レベル5の完全自動運転は法整備を含め、実現にはもう少し時間がかかりそうです。

車の自動運転が実現すれば、目的地を入力するだけで連れて行ってくれます。
移動が楽になるだけではなく、自分の運転ミスや、昨今問題となっている高齢者による交通事故も減少するでしょう。

私が自動車免許を取得した1986年のMT車とAT車の普及率はほぼ半々でした。
当時はMTよりAT車の方が価格が高く、燃費も悪いというデメリットがありました。
それが2011年には99%がAT車になりました(自販連統計による)。
AT車社会には25年かかったことになります。

完全自動運転車の普及による安全な車社会の実現が、それほど時間がかからないことを期待しています。

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