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2024.12.06
Salesforce のレポートの機能 〜レポート作成スナップショットを使ってみよう(前編)〜
こんにちは、クラウドソリューション部 カスタマーサクセスチームの坂井です。
今回は、レポート作成スナップショットについて説明します。
履歴を集計する方法
「レポート作成スナップショット」とは、レポートの集計値をコピーする機能です。
つまり、履歴のレポートを作成する機能になります。
商談のフェーズなど、常に変動する金額などの集計値は、商談フェーズが常に動くため、通常のレポートでは履歴が取れません。
例えば、成約した商談であれば、標準項目の「完了予定日」を条件にするため、
- 1月度の成約商談の合計金額
- 2月度の成約商談の合計金額
- 3月度の成約商談の合計金額...
と、集計の履歴をとることが可能です。
しかし、見積件数の集計の履歴をとりたい場合は、「見積提出日」というカスタム項目がない場合は、
- 1月度の見積商談の合計件数
- 2月度の見積商談の合計件数
- 3月度の見積商談の合計件数...
のような集計ができません。
2024.12.02
主体性の時代の到来について
代表の中野です。
雑誌「致知」11月号のテーマは「命を見つめて生きる」でした。その中で特に目に留まったのが、「いのちの教育の探究者 東井義雄(とうい よしお)の生き方が教えるもの」という記事です。これは、白もくれんの会会長である衣川清喜氏が執筆されたものです。
この記事を通して私が最も印象的だと感じたのは、戦後のまだ物質的に豊かとはいえない時代に、東井氏が子どもたちに「生き抜く力」を身につけさせようと尽力した姿勢です。
東井氏の教育理念を一言で表すならば、「主体性を持った人間の育成」と言えるでしょう。
主体性とは、「自分で考え、自分の意思で行動し、その結果に責任を持つ姿勢や能力」と定義されます。最近では、若い世代に限らず、多くの人々がこの主体性を欠いているように感じることがあります。やるべきことを後回しにしたり、失敗を環境や他人のせいにする風潮が広がっているのではないでしょうか。
主体性のある生き方についてChatGPTに尋ねてみたところ、以下の2点が挙げられました。
2024.11.25
ファクトチェックの重要性について
こんにちは。経営管理部の本多です。
今回は、ファクトチェックについて語りたいと思います。
昨今、インターネットやSNSの普及により、ネットから得られる情報が大きな影響力を持ち始めています。
中には一部が事実と異なる情報だったり、事実とは全く逆のことをあたかも正しい情報のように見せかけたものなどがあり、鵜呑みにすると危険な場合があります。
いわゆるデマであったり、昨今ではフェイクニュースと言われるものが含まれています。
これらの情報が蔓延っているのは、愉快犯的なものもあるでしょうし、意図的に情報を錯綜させたり、受け取った人に誤った判断をさせるような目的もあるでしょう。
このような信憑性に疑いのある情報を検証することがファクトチェックです。
日本語で言うと事実検証または事実確認となります。(情報の公表前に、正確性・妥当性の裏付けを行うために発表者側が事前に事実確認を行うこともファクトチェックですが、今回は、公開後の情報に対するファクトチェックを取り上げています。)
2024.11.22
Salesforce のレポートの機能 〜クロスオブジェクト集計項目で前年対比を計算してみよう〜
こんにちは、クラウドソリューション部 カスタマーサクセスチームの坂井です。
今回は、レポートの結合レポートのクロスオブジェクト集計項目について説明します。
同じオブジェクトの結合レポート
前回、結合レポートは親が同じオブジェクト同士と説明しましたが、同じオブジェクトも結合が可能です。つまり、同じレポートタイプでも結合レポートを作ることができます。
このことによって、同じオブジェクトでも条件が違うレポートを並べることができます。
例えば昨年の商談の集計と、今年の商談の集計を並べることが可能です。
さらに、クロスオブジェクト集計項目をつかうことで前年対比も計算ができます。
今回はクロスオブジェクト集計項目が一番使えそうな前年対比の例を説明してみます。
2024.11.20
サンビットのこれからのISMS認証について【第7回 情報セキュリティブログ】
こんにちは。
サンビット情報セキュリティ委員会の吉岡です。
今回は2024年度以降のISMS認証に対するサンビットの今後の対応について書かせていただきます。
結論
2024年度以降の「ISMS認証の更新審査を継続しない」との結論に至り、
2024年度のISMS認証の有効期限が切れる2024年9月30日をもってISMSを取得しないこととなります。
2024.11.18
フローの「変換」要素を使ってみた|Salesforce Winter '24
こんにちは。クラウドソリューション部の大城です。
今回は、 Winter '24 でリリースされたフローの “変換” 要素について説明します。
変換要素では、Salesforce のデータや外部システムのデータを Salesforce のデータ( Apex 定義型、テキスト、レコード、選択リスト、複数選択リスト、数値、通貨、 Boolean 、日付、日付/時間)に直感的な UI でマッピングを作成することができるようです。
実際に “変換” 要素を使用したフローを見てみましょう。
2024.11.11
推し活の行方
こんにちは。経営管理部の吉村です。
今年ももう残りあと2か月を切りました。
ブログを書いている本日11月4日は「いい推しの日」です。
いい(11)推し(04)と読めることから、語呂合わせで2019年に正式に制定されました。
11月4日はアニメやアイドルなど好きなキャラクターや人物(推し)への愛を叫び、布教する日として親しまれています。
「推し活」とは、特定の人や物を応援する活動全般のことです。
推し活を楽しむファンにとって11月4日は推しをさらに盛り上げる日であり、
企業にとってもその熱意を活用し商品やサービスを効果的にPRするチャンスでもあります。
2024.11.08
Salesforce のレポートの機能 〜結合レポートを使ってみよう〜
こんにちは、クラウドソリューション部 カスタマーサクセスチームの坂井です。
今回は、結合レポートについて説明します。
結合レポートとは
結合レポートとは文字通り、レポートとレポートを結合できるレポートです。
ただし、結合できるレポートには条件があります。
同じ親レコードを持つオブジェクト同士のレポートを結合できます。
同じ親レコードは、取引先がほとんどです。
活動、取引先責任者、商談、ケースなどは取引先とリレーションを結ぶことが多いので、これらの活動と取引先責任者、商談とケースなどのレポートを結合できます。
時には、所有者を親にすることもあります。
例1)
- 親:取引先
- 子:活動、取引先責任者、商談、ケース
例2)
- 親:Chatter グループ
- 子:ユーザ(グループメンバー)、グループフィード